ジムニーのスペアタイヤ基本からカスタムまで
こんにちは!ドライブメディアプラス運営者のじんべいざめです。
ジムニーに乗っていると、後ろ姿の主役である背面スペアタイヤって、色々と気になってきませんか?
「外しても車検に通るのかな?」「そもそも純正サイズっていくつだっけ?」
「カバーやブラケットを選ぶとき、製造国って気にした方がいいの?」などなど、悩みは尽きないですよね。
私も自分のジムニーのリアビューをどうカスタムしようか、あれこれ悩んだ経験があるので、あなたのお気持ち、すっごくわかります!
この記事では、そんなあなたが抱えるジムニーのスペアタイヤに関する疑問や不安を、一緒にスッキリ解決していきましょう。

- ジムニーの純正スペアタイヤのサイズや基本仕様
- スペアタイヤを外すメリットと車検に関する注意点
- スペアタイヤカバーやブラケットの選び方のコツ
- リアゲートボックスの活用法とバックドアへの影響
ジムニーのスペアタイヤに関する基本情報

ジムニーの背面タイヤって、単なるデザインじゃなくて、悪路走破性を高めるための実用的な意味もしっかりあるんですよね。
そもそも、純正状態でのサイズや仕様ってどうなってるの?外したときのメリットは?ってこと、気になりますよね。
まずは、そんな基本の部分から一緒におさらいしていきましょう!
純正スペアタイヤのサイズとホイール仕様

実は、ジムニーのスペアタイヤって、よくある乗用車に積まれている細いテンパータイヤ(あの黄色いホイールの応急用タイヤですね笑)じゃないんです。
現在履いている走行用のタイヤと全く同じサイズのフルサイズタイヤが標準装備されているんですよ。
これって、林道や岩場を走る本格四駆ならではの、すごく頼もしいポイントですよね!
万が一、山奥でタイヤの横っ腹をざっくり切ってしまっても、そのまま同じ性能で走り続けられる安心感は本当に絶大です。
軽自動車と普通車で異なるサイズ設定
ちなみに、ここで気をつけておきたいのが、ジムニーのモデルによって純正のタイヤサイズがしっかり分かれているという点です。
軽自動車規格のジムニー(JB64など)は「175/80R16」という、細身で外径の大きい16インチを採用しています。
一方で、オーバーフェンダーが付いて車幅が広い普通車規格のジムニーシエラ(JB74など)は、「195/80R15」という15インチサイズが標準なんですよ。
これ、意外と見落としがちなポイントなんですよね。
「ネットでかっこいいカバーを見つけてポチッたら、シエラ用でブカブカだった…」なんて失敗、けっこうあるあるですから、あなたも気をつけてくださいね!
ホイールはスチール製が基本
さらに知っておいてほしいのが、ホイールの仕様です。
たとえばジムニーの上級グレードである「XC」や、シエラの「JC」に乗っている方は、走行用の4本がかっこいいアルミホイールになっていますよね?
でも、背面に背負っているスペアタイヤのカバーをペロッと外してみると……実は、黒いスチール(鉄)ホイールが出てくるんです。
「えっ?アルミじゃないの?」って驚く方もいるかもしれませんが、これ、単なるコストダウンだけじゃないんです。
万が一のハードな衝撃にも割れにくい鉄チンホイールの強靭さを優先しているからだ、とも言われているんですよ。
| 車種・規格 | 標準タイヤサイズ | ホイール仕様 |
|---|---|---|
| ジムニー (JB64等) | 175/80R16 | スチールホイール |
| ジムニーシエラ (JB74等) | 195/80R15 | スチールホイール |
ちょっとメモ:社外品のスペアタイヤカバーやレスアップブラケットなどを新しく買うときは、ご自身の愛車が軽自動車のジムニーなのか、普通車のジムニーシエラなのか、タイヤサイズの違いを必ず確認してくださいね。
兼用できるものもあれば、完全に専用設計になっているものも多いですよ。
スペアタイヤを外すメリットと重さの関係

街乗りメインのジムニーオーナーさんからよく聞かれるのが、「とにかく後ろが重いし、ルームミラーの視界の邪魔だから外したいな〜」という切実な声です。
わかります、その気持ち!
ルームミラーをパッと見たときに、あの黒くて丸い物体がドンと鎮座していると、どうしても後方の低い位置にいる車や障害物が見えにくいんですよね。
約20kgの軽量化がもたらす効果
そもそも、スペアタイヤのゴム本体とスチールホイール、そしてそれをバックドアにガッチリ固定している純正の鉄製ブラケットまで全部合わせると、車体の一番後ろになんと約18kg〜20kg近い重りがぶら下がっているような状態になるんです。
これを思い切って外すことのメリットって、想像以上に大きいんですよ!
まず、リアまわりの重量が一気に減るので、発進時やカーブを曲がるときの走りが少し軽快に感じられるようになります。
車の端っこにある重いものが無くなることで、遠心力の影響(ヨー慣性モーメントって言ったりします)が減るからなんですよね。
そして何より感動するのが、バックドアの開け閉めが劇的に軽くなること!
坂道でバックドアを開けようとして「重っ!」って引っ張られた経験、あなたもありませんか?笑 あのストレスから解放されるのは、日常使いにおいてかなりのプラスポイントです。
外すことのデメリットも知っておこう
もちろん、良いことばかりじゃありません。
外してしまう最大のデメリットは、言うまでもなく「パンク時に自力で復旧する手段を失う」ということです。
最近の車みたいにパンク修理キットを車載しておけばある程度は対応できますが、修理キットの薬剤じゃ対応できないような「タイヤ側面の大きな裂け」や「バースト」には無力なんですよね。
ですので、林道やジムニーでの雪道走行の際、あるいは携帯の電波が届かずJAFなどのロードサービスがすぐに呼べないような山奥へよく行く方は、外さずに背負ったままにしておくのが絶対に安心ですよ。
あなたのライフスタイルと天秤にかけて決めてみてくださいね。
スペアタイヤレス化は車検に通るのか

で、ここがあなたが一番気になっている大事なポイントなんですが、「スペアタイヤを外した状態で、果たして国の車検に通るの?」という疑問ですよね。
ネット上でも色々な意見が飛び交っているので、不安になっちゃうのもすごくよくわかります。
スペアタイヤの搭載義務はすでに撤廃されている
結論からズバリ言っちゃうと、現在の日本の法律において、一般的な自家用乗用車にスペアタイヤを積んでおかなければならないという義務はないんです。
ですから、ただ単にスペアタイヤを外しただけで即座に違法になる、ということはないので安心してくださいね。
(出典:国土交通省『道路運送車両の保安基準』)などでも、搭載が必須とはされていないんですよ。
ジムニー特有の「寸法」と「突起物」の問題
ただ、ジムニーならではの気をつけたいポイントがあるんです。
それが「車の全長(寸法)」と「外部突起」のルールなんですね。
純正のスペアタイヤとブラケットを外すと、バックドアには固定用のボルト穴がぽっかりと残っちゃいます。
そのまま放置するのは見た目も良くないですし、雨水が侵入してドアの内部がサビてしまう原因にもなりますよね。
そこで、ボルト穴を隠すために「スペアタイヤレスプレート」や「スムージングパネル」といったカスタムパーツを付けることになるんです。
このとき、あまりにも分厚いカバーを付けたり、装飾目的で尖ったデザインのパーツを取り付けたりすると、軽自動車の規格サイズ(全長3.4m)をオーバーしてしまったり、歩行者に危険を及ぼす「外部突起物」とみなされて車検で引っかかる可能性があるんです。
特にJB64は、すでに純正状態で軽自動車枠のギリギリサイズに作られているので、社外パーツをポン付けするときは「車検対応」と明記されているものを選ぶのが鉄則ですよ!
気をつけてほしいこと:車検の基準や保安基準の解釈って、その時の法改正のタイミングや、各都道府県の陸運局、さらには担当する検査員さんによって微妙に異なることがあるんです。
ここで紹介している内容はあくまで一般的な目安として捉えてくださいね。
大掛かりなカスタムを行う際は、自己判断だけで済ませず、最終的な判断は信頼できる専門のプロショップや車検場に直接相談されることを強くおすすめします。
カスタム用のカバーとブラケットの選び方

「やっぱり四駆らしい見た目を維持したいから、スペアタイヤは残すぞ!」と決めたなら、次はカバーやブラケット選びという、めちゃくちゃ楽しい時間が待っています!
背面タイヤはジムニーの後ろ姿の顔とも言える部分なので、ここを変えるだけで車の印象がガラッと変わるんですよね。
ワクワクしちゃいますね!
カバーの種類と素材の特徴
実はスペアタイヤカバーって、大きく分けて「ソフトカバー」と「ハードカバー(またはハーフカバー)」があるんです。
純正オプションでもおなじみのサイ柄(ライノ)や、アウトドアブランドのロゴが入ったもの、ミリタリーテイスト、レトロなアメリカンデザインなど、本当に数え切れないほどの種類がありますよね。
素材としては、お手頃なビニールレザー(PVC)製のソフトタイプが多くて、初心者でもスッポリ被せるだけで簡単に装着できるのが魅力です。
カバーは見た目を良くするドレスアップ効果だけじゃなくて、強烈な直射日光(紫外線)や酸性雨、泥汚れからタイヤのゴムが劣化するのを防いでくれる、大事な保護部品としての役割も果たしているんです。
ハードカバーはお値段が張りますが、FRPやABS樹脂でできていて耐久性が高く、ボディと同じ色に塗装して統一感を出すこともできるので、高級感を狙うあなたにはぴったりですよ。
ちなみに、こうしたカバーをつけたり外したりした後に気になるのが洗車ですよね。
ジムニーを洗車機に入れる際のスペアタイヤ周りの注意ポイントも知っておくと、大切なパーツを傷つけずに済むのでおすすめです。
ブラケット交換でホイールを「見せる」カスタム
また、「せっかくかっこいい社外アルミホイールを買ったんだから、スペアタイヤも同じアルミにして、オモテ面を見せたい!」という方も多いですよね?
わかります、その気持ち!
純正のブラケットだとホイールの裏側が見える構造になっているので、オモテ向きに固定するためには社外品の「表向き装着ブラケット」への交換が必要になるんです。
で、ここで気をつけてほしいのが、ブラケットを交換してタイヤの向きを変えたことで、車体が後ろに長くなりすぎないかという点です。
繰り返しますが、特にJB64の場合は軽自動車の寸法枠(全長3.4m)に収まるように細心の注意を払って設計された「車検対応」のブラケットを選んでくださいね。
「ちょっとくらい出っ張ってもバレないでしょ」なんて甘く見ていると、ディーラーでのオイル交換すら断られちゃうこともあるんですよ。
便利なリアゲートボックスを活用しよう

「スペアタイヤは外したいけど、あの背面のスペースがポッカリ空いちゃうのはなんだかもったいないな〜」と思ったこと、ありませんか?
私も最初、レス仕様にしたときにツルンとしたお尻を見て「ちょっと寂しいな…」って感じたんですよね笑。
汚れ物を車外に隔離する最強のアイテム
そんな悩みを一発で解決してくれる便利なアイテムが、リアゲートボックス(背面収納ボックス)なんです。
これ、スペアタイヤを取り外したあとに残る純正のボルト穴を利用して、バックドアの真ん中に直接収納ボックスを取り付けるっていう、かなり画期的なカスタムパーツなんですよ。
これの何が素晴らしいかって、キャンプの帰りに泥だらけになったペグやハンマー、雨でびしょ濡れになったタープ、さらにはバーベキューで出た生ゴミなど、「絶対に車内には入れたくないし、匂いもさせたくない!」という汚れ物を、車外にポイッと隔離収納できちゃうんです。
ジムニーはどうしても荷室のスペースが限られているので、この外部収納は実用性という意味でめちゃくちゃ頼りになります。
釣りをするあなたなら、濡れたウェーダー(胴付長靴)を突っ込んでおくのにも最高ですよね。
防犯と防水、そして固定強度の確認を
リアゲートボックスを選ぶときは、単にデザインだけじゃなくて「機能性」もしっかりチェックしてくださいね。
常に雨風にさらされる場所なので、パッキンがしっかり入っていて水が侵入しない防水構造になっているかはマストです。
また、貴重品を入れることは少ないと思いますが、いたずら防止のための鍵(キーロック)がついているタイプだと安心感が違いますよ。
取り付けに関しても、基本的には純正のブラケットを固定していたボルト穴を流用するのでボディへの穴あけ加工は不要なものが多いんですが、
ボックス本体の重量と、中に入れる荷物の重さを足した「総重量」が、バックドアのヒンジに負担をかけすぎないか、耐荷重のスペックをしっかり確認して運用してくださいね。
ジムニーのスペアタイヤを安全にカスタム

さて、ここまでは基本的な知識や選び方をお話ししてきましたが、次はもう少し踏み込んだ、実践的なカスタムのお話です。
見た目をかっこよく変えたいなと思ったときに絶対に妥協してほしくない「安全性」や、パーツの扱い方について、深く掘り下げてシェアしていきますね!
大径サイズ交換や移動キット装着時の注意点

足回りを2インチくらいリフトアップして、ゴツゴツした大きなマッドテレーンタイヤやオールテレーンタイヤを履かせたジムニーって、本当にかっこいいですよね!
でも、走行用の4本を大径化したなら、いざという時のために背面のスペアタイヤも同じ大径サイズに揃えておきたいって思うのが、ジムニーオーナーの親心ってやつですよね。
タイヤが大きくなるとバンパーにぶつかる!?
ところが、ここで一つ大きな壁にぶつかっちゃうんです。
純正のブラケットにそのまま185/85R16サイズなどの大径タイヤ(あるいは225/75R16など)を装着しようとすると、なんとタイヤの下側が純正のリアバンパーにガンッとぶつかってしまい、バックドアが閉まらなくなっちゃうんです。
さらに、右に張り出したタイヤが、ドアの開け閉めの際にテールランプ周辺に干渉してしまうこともあります。
これを回避するために必須になるのが、「スペアタイヤ移動キット(オフセットブラケット)」と呼ばれるパーツです。
これを使うことで、タイヤの固定位置を「斜め右上」に数センチほどズラすことができて、バンパーや車体との干渉を見事に防いでくれる魔法のアイテムなんですよ!
大径化における最大のチェックポイント:
マッドテレーンタイヤなどのオフロードタイヤは、純正のタイヤに比べてゴムが分厚く、重量が数キロ単位で重くなるんです。
重いタイヤを純正より高い位置(オフセットした位置)に固定することで、テコの原理でバックドアのヒンジにかかる負担がグッと増えちゃいます。
走行中の振動でボルトが緩むリスクも高まるので、装着後しばらく走ったら必ずボルトの増し締めを行って、定期的なガタつきのチェックを習慣にしてくださいね。
これをサボっちゃうと、最悪の場合バックドアが歪んでしまいますから。
カバーは純正品や国産パーツを選ぶべきか

ネットショッピングやオークションサイトで検索していると、数千円で買える海外製の安いソフトカバーから、国内の職人さんが手縫いした数万円のこだわりのレザーカバー、さらには鉄工所が本気で作った屈強なブラケットまで、色々な商品が出てきますよね。
「やっぱり長く使うなら、全部国産じゃないとダメなのかな?」って、あなたも迷ったことありませんか?
ソフトカバーは「消耗品」と割り切るのも手
正直に言っちゃうと、製造国だけで全てが決まるわけじゃないんです。
特にソフトタイプのカバーに関しては、どれだけ高級な素材を使っていても、365日ずっと直射日光(紫外線)と雨風を浴びていれば、数年で色がくすんだり、ゴムが伸びたり、表面がひび割れてきたりします。
ですので、あえて安価な海外製のアウトドア風カバーを買って、「汚れたり破れたりしたら、2〜3年で新しいデザインに着せ替える消耗品」として割り切って楽しむのも、すごく賢い選択だと私は思います。
気分転換にもなりますしね!
金属パーツの品質には徹底的にこだわるべし
ただ、スペアタイヤブラケットやリアゲートボックスのベース金具のような、重量物を支える「金属パーツ」に関してはちょっと話が別なんです。
ここは絶対にケチってほしくない部分なんですよ。
精度の低い安価な輸入ブラケットの中には、鉄板の厚みが足りなかったり、溶接が甘かったりするものがあります。
これらが走行中の激しい振動を受け続けると、「金属疲労」を起こして、ある日突然ボキッと折れてしまう危険性があるんです。
ジムニーで高速道路を走っているときに、20kgのタイヤが後続車に向かって飛んでいったら…想像しただけでもゾッとしますよね。
安全に関わる金属パーツは、国内で強度計算がしっかり設計されているものや、サビに強い粉体塗装(パウダーコート)が施されている、信頼できるメーカーの製品を選ぶことを強くおすすめします。
ボックス装着によるバックドアへの負担

先ほど大絶賛したリアゲートボックスですが、便利だからといって何でもかんでも詰め込んで良いわけじゃないんです。
こちらもやっぱり「重さ」との戦いになります。
これ、気になりますよね。
「静止状態の重さ」と「走行中の重さ」は違う
そもそも、ボックス本体だけでも数キロの重量がありますよね。
そこに、泥だらけのテントや水を含んだタープ、重たい工具箱なんかをパンパンに詰め込むと、結果的に純正のスペアタイヤを背負っていたときよりも重くなっちゃうことが多々あるんです。
駐車場に停まっている「静止状態」なら耐荷重をクリアしていても、ジムニーで林道のガタガタ道を走ったときのことを想像してみてください。
上下に激しく揺れるたびに、ボックスの重さが数倍の力(動荷重ってやつですね)となってバックドアのヒンジとキャッチ部分に襲いかかります。
このダメージが蓄積すると、次第にヒンジが曲がってドア全体が下に垂れ下がってきちゃうんです。
「最近、バックドアを閉めるときに『ガチャン!』と金属が強く当たる変な引っ掛かりを感じるな…」って思ったら、それはドアが下がってきている危険信号なので気をつけてくださいね。
パッキングの工夫とロックの徹底
ドアへの負担を減らすためのコツとして、ボックスの中に荷物を入れるときは、「軽いシュラフや着替えなどの布モノ」を中心にして、どうしても重いものを入れるときはボックスの一番下に配置して重心を下げる工夫をしてみてくださいね。
また、走行中に振動でボックスの蓋が開いて中の荷物が道路に散乱するのを防ぐため、出発前にはパッチン錠やキーロックが「カチッ」と完全に締まっているか、指で引っ張って確認するクセをつけるのがおすすめです。
劣化を防ぐ5本ローテーションと交換時期

スペアタイヤって、本当にパンクしない限り全く出番がないですよね。
カバーを被せたままだと、「一度もアスファルトを走っていないから、溝も100%残ってるし、ずーっと新品状態だぞ!」って思っていませんか?
実はこれ、ジムニー乗りが陥りやすい大きな落とし穴なんです。
走らなくてもタイヤのゴムは死んでいく
タイヤの主成分であるゴムって、生鮮食品みたいなものなんですよ。
全く走っていなくても、製造された日からどんどん鮮度が落ちていきます。
直射日光の熱や紫外線、気温の変化、そして空気中のオゾンにさらされることで、ゴムの油分が抜けてカチカチに硬化して、表面に細かいひび割れ(クラック)が無数に入ってきちゃうんです。
いざ山奥でパンクして「よし、新品のスペアの出番だ!」と交換して走り出した瞬間に、硬化した古いゴムが耐えきれずにバーストしちゃった…なんて悲劇、実は全然珍しくないんですよ。
怖くないですか?
四駆システムを守るための5本ローテーション
そこで私からおすすめしたいのが、オフロードをよく走る方や、常に安全な状態をキープしたい方に実践してほしい「5本ローテーション」というメンテナンス手法です。
これ、走行用の4本だけじゃなくて、背面のスペアタイヤも定期的にローテーションの輪の中に組み込んで、5本すべてのタイヤを均等にすり減らしていく使い方なんです。
ジムニーのパートタイム4WDシステムは、前後のタイヤの「外径(大きさ)」が同じであることが大前提の、結構デリケートな構造になっています。
もし、走行用の4本がすり減って外径が小さくなっている状態で、背面に積んでいた全くすり減っていない新品サイズのスペアタイヤを1本だけ履かせて四駆モードで走ると、前後の回転差が大きくなりすぎて、トランスファーなどの駆動系に致命的なダメージを与えてしまう恐れがあるんです。
5本ローテーションを定期的に行えば、5本すべての溝の減り具合が均一になるので、駆動系への負担を最小限に抑えられますし、結果的にタイヤ全体の寿命を延ばすことにも繋がります。
少し手間はかかっちゃいますが、愛車を長く大切に乗りたいあなたには絶対に知っておいてほしいテクニックですよ!
ジムニーのスペアタイヤカスタムまとめ

さてさて、ここまでジムニーのスペアタイヤについて、かなり熱を込めてたっぷりとお話ししてきましたが、いかがでしたか?
ちょっと情報量が多すぎたかもしれませんが、少しでもあなたのカスタムのヒントになっていればすごく嬉しいです。
純正の頼もしい姿をそのまま残して、過酷なオフロードでの絶対的な安心感をキープするのもよし。
気分に合わせて色々なデザインのカバーを着せ替えて、手軽におしゃれを楽しむのもよし。
思い切って重たいタイヤを外し、レスプレートでリアビューをスタイリッシュにスッキリさせるのもめちゃくちゃかっこいいですよね!
あるいは、遊び心を全開にしてリアゲートボックスを取り付け、無骨なアウトドア仕様のギアとして使い倒すのも、どれもジムニーという車だからこそ許される、素敵な楽しみ方だと思います。
ジムニーのスペアタイヤに関するカスタムには、「絶対にこうしなければならない」っていう、たった一つの正解なんてないんです。
あなたの休日の過ごし方、普段走る道、そしてどんなスタイルが一番テンションが上がるかという「ライフスタイル」に合わせて自由に選ぶのが一番の正解なんですよね。
ただし、今回お話ししたような安全性や、軽自動車の寸法枠、車検のルールだけはしっかりと確認しながら、誰にも真似できないあなただけの最高のジムニーを作り上げていってくださいね!
あなたの素敵なジムニーライフを、心から応援しています。
