ジムニーのガソリン種類は?指定燃料や給油の基本を解説
こんにちは!ドライブメディアプラス運営者のじんべいざめです。
ジムニーに乗り始めたばかりのあなたや、これから購入を考えているあなたにとって、ジムニーのガソリン種類が何なのかはとても気になりますよね。「軽自動車だから軽油を入れていいのかな?」「ターボ車だからハイオクが必要?」って迷っちゃう方も多いんじゃないでしょうか。
また、初めてのセルフスタンドでガソリンの入れ方や給油口の開け方に戸惑ったり、ガソリン容量や満タンでいくらかかるのかといった維持費の目安を知っておきたいという声もよく耳にしますよ。さらには、給油口周りをおしゃれにするガソリンタンクカバーについて興味がある方もいるかもしれませんね。ここ、気になりますよね。
この記事では、そうしたジムニーの燃料に関するさまざまな疑問を分かりやすくひも解いていきますよ。給油時の不安をなくして、安心してジムニーでのドライブを楽しめるようお手伝いしますので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!

- ジムニーに指定されている正しいガソリンの種類
- 軽油やハイオクを給油した場合のリスクや注意点
- ガソリンタンクの容量や満タン給油時の費用の目安
- 給油口の開け方やセルフスタンドでの具体的な給油手順
ジムニーのガソリン種類はレギュラー

まずは、ジムニーに指定されている基本的なガソリンの種類について、細かく解説していきますね。燃料の選び方は車のコンディションや寿命にも直結する大切なポイントなので、ハイオクや軽油との違い、エンジンとの相性などを踏まえてしっかりと確認しておきましょう。
ガソリンはレギュラーかハイオクか

結論から言うと、現行のジムニー(JB64W)、普通車規格のジムニーシエラ(JB74W)、そして5ドアモデルとして話題のジムニーノマド(JC74W)は、すべて「無鉛レギュラーガソリン」が指定燃料となっていますよ。
スポーツカーや一部のターボ車ではハイオク指定の車もあるから、「ジムニーの軽自動車モデルはターボエンジン(R06A型)を積んでいるから、ハイオクを入れた方がパワーが出るのでは?」って考える方も少なくないですよね。また、シエラやノマドの自然吸気エンジン(K15B型)でも、より良い燃料を入れたいと考えるのは自然なことです。
でも、ジムニーのエンジンはもともと「レギュラーガソリンのオクタン価(燃えにくさの指標)」に合わせて点火時期などが最適に制御されていて、レギュラーガソリンで最高のパフォーマンスを発揮するように緻密に設計されているんです。だから、あえて価格の高いハイオクを入れる必要はまったくありませんよ。
ハイオクを入れたらどうなるの?
じゃあ、もし「レギュラー仕様のジムニーにハイオクを入れてしまった」らどうなるんでしょうか? 実は、すぐに車が壊れるといった大きな問題は起きにくいと言われています。ハイオクガソリンには、ノッキング(異常燃焼)を防ぐ成分だけじゃなくて、エンジン内部の汚れを取り除く清浄剤が含まれている銘柄も多いので、愛車を労わる目的で定期的にハイオクを入れる愛好家の方もいますね。
でも、ハイオクを入れたからといって、劇的なパワーアップや燃費の大幅な向上が約束されるわけじゃないんです。エンジンのコンピューター(ECU)はレギュラーガソリンを前提に計算しているから、ハイオクの持つ高いポテンシャルをフルに活かしきれないんですよね。
ガソリン価格が高騰している昨今の事情を考えると、リッターあたり十数円高いハイオクを入れ続けるのは、コスパの面であまりおすすめできないかも。基本的にはメーカーが指定しているレギュラーガソリンを入れ続けるのが、お財布にも優しくて、車にとっても一番自然な状態を保てる正解の選択かなと思います。
ハイオクの清浄剤効果について
もしエンジン内部の汚れ(カーボン堆積など)が気になる場合は、無理にハイオクを入れ続けるよりも、数千キロごとに市販の「ガソリン添加剤(インジェクタークリーナーなど)」をレギュラーガソリンに混ぜて使う方が、ピンポイントで高い洗浄効果を実感しやすいですよ。
軽自動車でも軽油を入れるのは絶対NG

ガソリンスタンドで絶対にやってはいけない、最も警戒すべきトラブルが、ジムニーに「軽油」を入れてしまうことなんです。
「軽自動車だから軽油を入れるんでしょ?」っていう勘違いをしてしまうケースが、セルフ式ガソリンスタンドの普及とともに後を絶たないんですよ。実はこの勘違い、言葉の響きだけを聞くと一見筋が通っているように思えちゃうのが怖いところですよね。
でも、軽油の「軽」という字は、軽自動車の軽とは全く関係がないんです。原油からさまざまな油を精製する過程で、重くてドロドロした「重油」に対して、比較的サラサラして「軽い油」であることから「軽油」と名付けられたという歴史的な背景があるんですよ。
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違い
現行のジムニーは、すべて「ガソリンエンジン」を搭載しています。一方で、軽油はトラックや一部のSUVなどに搭載されている「ディーゼルエンジン」を動かすための専用燃料なんです。これら二つのエンジンは、燃料を燃やすメカニズムが根本的に異なりますよ。
ガソリンエンジンは、空気とガソリンの混合気をギュッと圧縮して、そこにスパークプラグという部品で「火花を散らして」着火させます。対してディーゼルエンジンは、空気を極限まで圧縮して高温にして、そこに軽油を噴射して「自然発火」させる仕組みなんです。つまり、ガソリンエンジンには火花で燃えやすいガソリンが、ディーゼルエンジンには圧縮で燃えやすい軽油が必要不可欠なんですね。
だから、ジムニーのガソリンエンジンに軽油を入れてしまうと、スパークプラグでうまく火花を散らしても適切に燃焼してくれません。ディーゼルエンジン用の燃料である軽油は、ガソリン車には絶対に使用しないでくださいね。
誤給油によるエンジンダメージの恐怖
ガソリンエンジンに軽油が混入すると、プラグが軽油でベタベタに被ってしまって、不完全燃焼を起こしちゃいます。最初はエンジンがガクガクと振動したり、マフラーから黒い煙や白い煙が出たりして異常を知らせてくれますが、そのまま走り続けるとやがてエンジンが完全に停止して、二度と再始動できなくなっちゃうんです。
エンジン内部の精密部品に致命的なダメージを与えるから、絶対に避けるべきトラブルですよ。
誤って軽油を入れた場合の対処法

いくら気をつけていても、人間ですから疲れているときや焦っているときに、うっかり緑色のノズル(軽油)を握って給油してしまうミスは誰にでも起こり得ますよね。大切なのは、ミスに気づいたあとの「初動対応」です。
対応を一つ間違えるだけで、修理代が数万円で済むか、数十万円に膨れ上がるかの分かれ道になっちゃいますよ。絶対に覚えておいてほしいのは、「気づいた時点で絶対にエンジンをかけないこと」です。
状況別の具体的な対応手順
もし誤給油に気づいたら、被害を最小限に食い止めるために以下のステップを踏んでくださいね。
状況①:給油の真っ最中に「ハッ!」と気づいた場合
その瞬間にレバーから手を離して、すぐに給油をストップしてください。少しでも混入量を減らすことが大切ですよ。ノズルを戻したら、そのまま車には乗り込まず、スタンドのスタッフを呼んでくださいね。
状況②:給油が終わってノズルを戻した後に気づいた場合
車に乗り込んでも、絶対に車のキーを回したり、エンジンスタートボタンを押したりしないでください。エンジンを始動しなければ、軽油はまだ後方のガソリンタンク内に留まっています。
この状態であれば、レッカーで整備工場に運んで、タンク内の燃料をすべて抜き取って中を洗浄するだけで済む可能性が非常に高いですよ。
状況③:気づかずにエンジンをかけ、走り出してしまった場合
走行中にエンジンがブルブルと激しく振動したり、加速しなくなったり、マフラーから異常な煙が出たりした場合は、ただちに安全な路肩に車を停めてエンジンを切ってください。
すでに軽油が燃料ホースを通って、インジェクター(燃料噴射装置)やエンジン内部まで行き渡ってしまっています。こうなると燃料系統の部品を総入れ替えするような大掛かりな修理が必要になるリスクが高いです。
いずれの状況においても、自力でなんとかしようとせず、速やかにガソリンスタンドのスタッフに事情を説明するか、ご自身が加入している任意保険のロードサービス、またはJAFなどを手配してくださいね。パニックになりがちですが、深呼吸をして専門家の助けを待つのが一番の解決策ですよ。
燃料タンクのガソリン容量は40L

ジムニーでロングドライブや林道ツーリングに出かける際、どれくらいガソリンが入るのか、つまりガソリンタンクの容量は非常に気になるポイントですよね。ここ、気になりますよね。
現行モデルであるジムニー、ジムニーシエラ、ジムニーノマドの燃料タンク容量は、どの車種・グレードでも共通して「40L(リットル)」と定められていますよ。現行ジムニーの指定燃料やタンク容量などの正確な数値については、スズキ公式の諸元表でも明確に規定されています(出典:スズキ株式会社『ジムニー 主要諸元』)。
軽自動車としては異例の「大容量40L」の理由
一般的な最近の軽自動車(アルトやワゴンRなどの街乗りメインの車種)は、燃費の向上や軽量化を目的として、燃料タンクの容量が27L前後と小さめに設計されていることが多いですよね。それに比べると、ジムニーの「40L」という容量は、軽自動車の枠組みの中ではかなり大きくて、余裕のある部類に入ります。
これには明確な理由があるんです。ジムニーは街乗りだけじゃなくて、ガソリンスタンドが全くないような深い山奥の林道や、豪雪地帯、過酷なオフロード環境で活躍することを前提に作られた本格派の四輪駆動車だからです。「道なき道を走り、そして確実に生還する」ために、十分な燃料を積載できる40Lというタンク容量が確保されているんですね。
エンプティマークが点灯した時の残量は?
メーターパネルの燃料計が一番下の「E(エンプティ)」のラインを指して、オレンジ色の燃料警告灯がペカッと点灯すると、すごく焦りますよね。「もう完全に空っぽになって車が止まっちゃう!」と思うかもしれませんが、実は警告灯が点灯した時点でも、タンクの中には安全マージンとして約5〜6L程度のガソリンが残っているように設計されているんですよ。
とはいえ、「まだ数十キロは走れるから大丈夫」と過信してギリギリまで粘るのは危険です。特にジムニーで急な坂道やデコボコ道を走っていると、タンク内のガソリンが片寄ってしまって、燃料ポンプが空気を吸い込んでエンストしてしまう「ガス欠症状」を引き起こすリスクがあります。
また、燃料ポンプは周囲のガソリンによって冷却されているから、常にガソリンが少ない状態で走っているとポンプの寿命を縮める原因にもなっちゃいます。燃料計の針が半分を切ったあたり、あるいは残り目盛りが2つになったら、早め早めに給油ポイントを探す癖をつけておくのが、ジムニー乗りの心得かなと思います。
ガソリンを満タンにするといくら?

ジムニーのタンク容量がたっぷり40Lあると分かったところで、次に直面するのが「じゃあ、ガソリンスタンドで満タンでお願いしたら、お会計は一体いくらになるの?」という現実的な疑問ですよね。毎月の家計や車の維持費を計画する上で、ガソリン代の目安を知っておくことはとても大切です。
満タン費用の計算方法と目安
満タンにかかる費用は、「ガソリンスタンドの1リットルあたりの単価 × 給油する量」というシンプルな掛け算で求めることができますよ。
ガソリンの価格は中東の情勢や為替相場、政府の補助金の有無などによって毎週のように変動するから、ここではレギュラーガソリンの単価ごとの目安を表にまとめてみました。
| レギュラー単価 | 40L(完全空から満タン)の目安 | 30L(残り10Lで給油)の目安 |
|---|---|---|
| 150円/L | 6,000円 | 4,500円 |
| 155円/L | 6,200円 | 4,650円 |
| 160円/L | 6,400円 | 4,800円 |
| 165円/L | 6,600円 | 4,950円 |
| 170円/L | 6,800円 | 5,100円 |
| 175円/L | 7,000円 | 5,250円 |
| 180円/L | 7,200円 | 5,400円 |
※これらの数値はあくまで一般的な目安ですよ。高速道路のSA・PAにあるスタンドや、離島などではさらに単価が高くなる傾向があります。
実際の給油シーンでの支払いイメージ
表には40L給油時の金額を載せていますが、先ほどもお話しした通り、車がガス欠で完全に止まってしまうまでガソリンタンクを空っぽにすることはまずありませんよね。燃料警告灯が点く前、メーターの残量が残り1/4(およそ残り10L程度)のタイミングで給油に行くのが一般的かなと思います。
その場合、実際に入るガソリンの量は約30L前後になります。仮にレギュラーガソリンが1リットル165円だったとすると、1回の給油での支払いは「165円 × 30L = 4,950円」となって、だいたい5,000円札1枚でお釣りが来るかどうかの金額感になりますね。
月に1,000キロ程度走る方なら、月に2回ほどの給油が必要になるから、月間のガソリン代の予算としては10,000円〜12,000円程度を見込んでおくと安心ですよ。毎月のガソリン代を含めたジムニーのリアルな維持費や燃費に関する詳細もあわせて確認しておくと、より具体的なマネープランが立てられますよ。
ハイブリッドカーのような驚異的な低燃費ではありませんが、ジムニーならではのワクワクする運転体験への投資と考えれば、十分に納得できるコストかなと私は感じています。
ジムニーのガソリン種類と給油の知識

ジムニーのガソリンの種類や、維持費に直結するタンク容量・金額の目安について深く理解できたところで、ここからはさらに実践的な「給油」にまつわる知識をご紹介していきますね。
初めてのセルフスタンドでまごつかないための給油手順や、航続距離の考え方、そしてちょっとマニアックな給油口周りのカスタムパーツまで、ジムニーライフを豊かにする情報をお届けしますよ。
給油口の正しい開け方と位置

納車されたばかりのジムニーで初めてガソリンスタンドに入った時や、旅行先でレンタカーのジムニーを借りた時に、かなりの確率で皆さんが迷うポイントがあります。
それが、「給油口は車の右と左、どっちについてるの?」そして「給油口の扉ってどうやって開けるの?」という問題です。ここ、気になりますよね。
ジムニーの給油口は「右側(運転席側)」
現行ジムニー(JB64、JB74、JC74)の給油口は、車体の「右側」、つまり日本の右ハンドル仕様であれば運転席の真後ろ側の側面に配置されていますよ。
車の給油口の位置は、マフラーの排気管のレイアウトなどによってメーカーや車種ごとに異なります。もし乗る前に確認するのを忘れてしまっても大丈夫です。メーターパネルにあるガソリンマーク(給油機のアイコン)を見てみてください。アイコンの横に小さな「◀(左向きの三角)」か「▶(右向きの三角)」の矢印がついていますよね。
ジムニーの場合は「▶」がついているので、右側に給油口があることが一目でわかります。ガソリンスタンドに入る時は、車の右側を給油機に寄せるように停車すると、ホースの長さに余裕ができてスムーズに給油作業ができますよ。
給油口(フューエルリッド)の開け方
ジムニーは、外から手で給油口の扉をパカッと開けるタイプじゃなくて、車内からレバーを操作してロックを解除するタイプなんです。
そのレバー(フューエルリッドオープナー)はどこにあるかというと、「運転席の右下、足元の少し奥まったところ」にひっそりと配置されていますよ。黒いレバーに給油機のマークが白く印字されています。このレバーを指で引っ掛けて、カチッと音がするまで手前に引くと、外の給油扉が開きます。
乗り始めたばかりの頃は、ボンネットを開けるレバーと間違えそうになったり、暗い夜だと場所が分かりにくかったりするから、明るい時間に一度レバーの位置を手で触って確認しておくことをおすすめします。
冬場やオフロード走行後の注意点
雪国で駐車していた後や、泥んこの林道を走った後などは、給油扉の隙間に氷や泥が詰まってしまって、車内のレバーを引いても扉が開かなくなることがあります。そんな時はマイナスドライバーなどで無理にこじ開けようとすると、ボディの塗装が剥がれたり扉が歪んだりしちゃいます。
ぬるま湯を少しずつかけて氷を溶かしたり、扉の周りを軽く手のひらでトントンと叩いて振動を与えたりして、優しく開けるようにしてくださいね。
セルフスタンドでのガソリンの入れ方

最近はスタッフが給油してくれるフルサービスのスタンドが減って、自分で給油するセルフサービスのスタンドが主流になってきましたよね。初心者の方や、普段あまり運転しない方のために、ジムニーでの確実で安全な給油手順をステップバイステップで詳しく解説していきますね。焦らず、一つずつ確認しながら進めれば全く怖くありませんよ。
安全確実!セルフ給油の8つのステップ
正しい位置に停車し、エンジンを切る
先ほど確認した通り、車の右側が給油機に近づくように停めます。ギアを「P(パーキング)」またはマニュアル車なら「N(ニュートラル)」に入れて、サイドブレーキをしっかり引き、必ずエンジンを完全に切ってくださいね。エンジンをかけっぱなしでの給油は法律で禁止されていますよ。
静電気除去シートに必ず触れる
特に空気が乾燥する冬場は要注意です。体に溜まった静電気がガソリンの蒸気に引火する事故を防ぐため、給油機の画面付近にある黒い「静電気除去シート」に素手でしっかりとタッチしてくださいね。
車内のレバーを引いて扉を開ける
運転席右下のレバーを引いて、外の給油扉を開けます。
燃料キャップを外してホルダーにセット
給油扉を開けたら、中にある黒い燃料キャップを「左回り(反時計回り)」に回して外します。現行ジムニーのキャップには落下防止のひも(テザー)がついていますので、扉の裏側にある引っ掛け用フック(ホルダー)にキャップをカチッとはめ込んでおきましょう。ボディにキャップが当たって傷がつくのを防げますよ。
油種選択で「レギュラー(赤色)」を選ぶ
給油機のタッチパネルで支払い方法を選んだ後、最も重要な油種の選択です。ここまでに何度も何度もお伝えしていますが、必ず赤色の「レギュラー」を選択してくださいね。緑色の軽油は絶対NGです。
ノズルを奥まで差し込み、給油開始
赤色のノズルを持って、ジムニーの給油口の奥までしっかりと差し込みます。ノズルのレバーをギュッと握り込むとガソリンが出始めますよ。
自動停止したら、絶対に継ぎ足しをしない
ガソリンが満タン近くになると、センサーが反応して「ガチャン!」という音とともに自動的に給油がストップします。この時、「キリの良い金額まで入れたいから」と、ノズルのレバーをチョビチョビと握って無理に継ぎ足しをするのは大変危険です。
ジムニーの燃料タンク周りにある「チャコールキャニスター」という蒸発ガスを処理する部品に生のガソリンが流れ込んでしまって、故障の原因になりますよ。自動停止したところで潔く給油を終了しましょうね。
キャップを確実に閉める
ノズルを元の位置に戻したら、ホルダーに引っ掛けておいたキャップを給油口に戻して、「右回り(時計回り)」に回します。「カチッ、カチッ」と音がするまで確実に回し切ってくださいね。閉め忘れや緩みがあると、メーターパネルにエンジン警告灯が点灯してしまうことがありますよ。最後に外の給油扉を手でパタンと閉めれば完了です!
満タン給油での航続距離の目安

「40Lのガソリンを満タンにしたら、ジムニーは給油なしでどこまで遠くへ行けるのか?」これは、ロングドライブの計画を立てる際や、キャンプに出かける際にとても重要な情報ですよね。カタログの数値を基に計算しつつ、実際のリアルな航続距離についても深掘りしてみましょう。
カタログ燃費から計算する理論上の航続距離
車のカタログには「WLTCモード燃費」という、市街地、郊外、高速道路など様々な環境を想定した国際的な燃費基準の数値が記載されています。これを基に、満タン40Lを使い切る前提で計算してみますね。
- ジムニー(JB64W / 5速MT車):燃費 16.6km/L × 40L = 約664km
- ジムニー(JB64W / 4速AT車):燃費 14.3km/L × 40L = 約572km
- ジムニーシエラ(JB74W / 5速MT車):燃費 15.4km/L × 40L = 約616km
数値だけを見ると、「おっ、一回の給油で600キロ以上も走れるんだ!」と頼もしく感じますよね。東京から出発して、大阪を通り越して神戸あたりまで行けてしまう計算になりますよ。
実際のドライブで体感するリアルな航続距離
しかし、ここで注意が必要です。上記の数値はあくまで最高の条件が整った「理論上の最大値」であり、現実のドライブでは様々な要因で燃費は確実に下がりますよ。
まず、ジムニーは真四角の可愛いボディデザインをしていますが、この形は空気抵抗を正面からモロに受けるため、時速80km以上で走る高速道路では想像以上に燃費が落ち込んじゃいます。
また、夏場にエアコン(冷房)をガンガンに効かせたり、重いキャンプ道具をたくさん積んだり、渋滞に巻き込まれてストップ&ゴーを繰り返したりすると、実燃費はみるみるうちに下がっていきます。
さらに、ジムニーならではの事情として「カスタム」の影響も大きいんです。車高を上げるリフトアップをしたり、ゴツゴツした重いマッドテレーンタイヤ(泥濘地用タイヤ)を履かせたり、屋根にルーフキャリアを載せたりすると、空気抵抗と重量の増加によって、カタログ燃費から2〜3割ほど悪化することも珍しくありませんよ。
これらの現実的な条件と、ガス欠を防ぐための安全マージン(残り5〜10Lで給油する)を考慮すると、私がおすすめする実用的な航続距離の目安は「400km〜450km」です。トリップメーターをリセットして、400kmを超えたあたりで次のガソリンスタンドを探し始めるのが、精神衛生的にも一番安心なドライブプランの立て方かなと思います。
人気のガソリンタンクカバーとは

最後は少し視点を変えて、ジムニーのガソリンに関連する「カスタム・ドレスアップ」のお話をしましょう。ネットで「ジムニー ガソリン」と検索すると、一緒に「タンクカバー」や「フューエルリッドカバー」というキーワードが出てくることがありますよね。
給油口をオシャレに彩る人気アイテム
この「ガソリンタンクカバー」というのは、車の底にある実際の燃料タンクを物理的に保護するパーツのことではなくて、ボディの側面にある給油口の扉(フューエルリッド)周りの見た目をかっこよく変更する外装カスタムパーツのことを指しているんです。
ジムニーは「イジってなんぼ」と言われるほどカスタムパーツが豊富で、給油口という小さなパーツ一つをとっても、持ち主の個性を存分に発揮できる人気のドレスアップポイントになっていますよ。
給油口周りだけでなく全体的なスタイルアップに興味があるあなたは、ジムニーの魅力を引き出すおすすめの外装カスタムパーツも参考にしてみてくださいね。
主なカスタムパーツの種類と特徴
ガソリンタンクカバーのカスタムには、大きく分けていくつかのスタイルがありますよ。
ガラスリッド(透明タイプ)交換
純正の鉄の扉を丸ごと取り外し、中央が強化ガラスやアクリルで透けている専用の扉に交換する大人気のスタイルです。扉を閉めていても、中にある給油キャップが見えるようになります。
中のキャップに無骨なリングを被せたり、お気に入りのアウトドアブランドのステッカーを貼ったりして、「魅せる給油口」を作ることができますよ。
貼り付けカバータイプ
純正の扉の上から、強力な両面テープで貼り付けるだけのお手軽なパーツです。マットブラックのカバーを貼ってタフなオフロード感を演出したり、カーボン調のカバーでスポーティに仕上げたりと、工具不要で数分で印象をガラッと変えることができますね。
ダミーボルト付きデザイ
扉の四隅にむき出しのボルト(飾り)がデザインされたカバーです。ミリタリー感やメカニカルな雰囲気が強調され、ジムニーの四角いボディと非常に相性が良いデザインですよ。
カスタムを楽しむ際の注意点
扉を丸ごと交換するタイプ(ガラスリッドなど)をDIYで取り付ける際は、純正の扉からスプリングやゴムパッキンを忘れずに移植してくださいね。これを忘れると扉がガタついたり、洗車時に中に水がジャブジャブ入ってサビの原因になったりしますよ。
また、ガラスリッドにして中が見える状態にすると、イタズラされるリスクもゼロではないため、鍵付きの給油キャップ(キー付きフューエルキャップ)に同時に交換して防犯対策をしておくユーザーさんも多いですよ。ご自身の好みに合わせて、安全にカスタムを楽しんでくださいね。
ジムニーのガソリン種類の要点まとめ

さて、ここまでかなりの長文でお付き合いいただきましたが、ジムニーの燃料にまつわる様々な疑問や不安は解消されましたでしょうか? 最後に、これだけは絶対に忘れないでほしいという、最重要ポイントを振り返っておさらいしましょうね。
現行のジムニー(JB64W)、シエラ(JB74W)、ノマド(JC74W)の指定燃料は、例外なくすべて「無鉛レギュラーガソリン」です。
「軽自動車だから軽油」という勘違いは非常に危険です。ガソリンエンジンに軽油を入れると高額な修理が必要になる重大な故障を引き起こすため、緑のノズルは絶対に握らないでくださいね。
燃料タンクの容量は余裕の40L。ただし、ガス欠のリスクを避けるため、メーターが半分を切ったあたりから早めの給油を心がけましょう。
給油口は「運転席側(右側)」。車内の足元にあるレバーで扉を開け、セルフスタンドでは静電気を除去してから、必ず赤色のレギュラーノズルで給油してくださいね。
愛車を労わりたい気持ちは分かりますが、ハイオクガソリンを入れてもコスパに見合うほどの劇的な効果は得られにくいため、指定されたレギュラーガソリンを入れるのが一番賢い選択ですよ。
初めての車、あるいは初めてのSUVとしてジムニーを選ぶと、独特の操作感や給油の作法に戸惑うこともあるかもしれませんね。でも、今回お伝えした基本的なガソリンの知識と給油の手順さえしっかり頭に入れておけば、誤給油などの思わぬトラブルは確実に防ぐことができますよ。
毎回の給油も、ジムニーとの対話を楽しむ大切な時間の一部です。ガソリンを満タンにチャージしたら、あとはお気に入りの音楽をかけて、街へ、海へ、山へと、あなただけの素敵なジムニーライフを存分に満喫してきてくださいね!
