アルトとミライースはどっちがいい?燃費と乗り心地を徹底比較
こんにちは!ドライブメディアプラス運営者のじんべいざめです。
アルトとミライース、どちらも軽の定番で価格も燃費も近いので、「結局どっちがいいの?」と手が止まってしまいますよね。
私もカタログを並べてみたんですが、似ているようで意外と性格が違っていて、選ぶ軸がぼんやりしていると、なかなか決めきれない買い物だなと感じました。
そこでこの記事では、新車価格から燃費、乗り心地、安全装備、日々の使い勝手まで、アルトとミライースを一つずつ、あなたの目線で比べていきます。
読み終えるころには、自分に向いているのはどちらか、その判断材料がそろっているはず。肩の力を抜いて読んでみてください。
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- アルトとミライースの新車価格と燃費の違い
- 乗り心地や安全装備で差が出るポイント
- サイズや後席など日常の使い勝手の比較
- あなたに向いているのはどちらかの選び方
アルトとミライースを徹底比較!違いと選び方の基本

まずは、多くの人が気になる価格・燃費・乗り心地・安全装備から。ここを押さえるだけで、2台の性格の違いがぐっとつかみやすくなります。
数字は、2025年7月に一部仕様変更したアルトと、2024年10月に一部改良したミライースが基準。年式で中身が変わる点だけ、先に頭の隅に置いておいてください。
アルトとミライースはどっちがいい?結論から

先に結論からいきましょう。初期費用をとにかく抑えたいならミライース、燃費や新しい安全装備、乗り心地の改良まで欲しいならアルト、これが大きな分かれ道です。
そもそもこの2台、どちらも低価格で燃費のいい軽のベーシックカーなんですよね。土俵は同じで、強みの置きどころが違うだけ、というのが実際のところ。
ミライースの武器は、なんといっても低価格。いっぽうアルトは、マイルドハイブリッドと、2025年改良で新しくなった安全・快適まわりの装備が持ち味になります。
設計の新しさも見ておくと、アルトは2021年12月発売の現行型、ミライースは2017年発売の現行型で、基本設計そのものはアルトのほうが一世代新しいんです。
その分、アルトは最新の運転支援を取り入れやすい。安全装備の世代の差は、こうした設計の新しさから来ています。
ただ、どちらも軽のベーシックカーですから、「安さ」だけ、あるいは「燃費」だけで決めてしまうと、あとから物足りなさが顔を出すこともあります。
ミライースは新車の最安グレードがアルトより安く、とにかく費用を抑えたい人にはこれ以上ないくらい分かりやすい魅力ですよね。
反対にアルトは、マイルドハイブリッド車のカタログ燃費が2台で一番よく、しかも2025年の仕様変更で安全装備も新しい。燃費も装備も欲張れるのが強みです。
乗り心地についても、アルトは公式に「静粛性や乗り心地、走行性能をさらに向上」とうたっているので、毎日長く運転する人には見逃せないところ。
とはいえ大事なのは「どっちが絶対に上か」ではなく、あなたが車に何を求めるか。そこさえ決まれば、答えは自然と見えてきます。
ちなみに新車と中古車では前提が変わるので、この記事は新車での比較が軸。中古を含めるなら、年式ごとの装備差もあわせて見てくださいね。
では、その「求めるもの」を価格・燃費・乗り心地・安全・使い勝手の順にほどいていきましょう。読みながら、自分の優先順位を思い浮かべてみてください。
ざっくり結論
初期費用ならミライース、燃費・最新の安全装備・乗り心地の改良ならアルト。どちらも軽ベーシックカーなので、後席や荷室の広さだけは実車で確かめておくと安心です。
新車価格を比較!初期費用が安いのはどっち

まず価格から。結論はシンプルで、最安グレード同士ならミライースに軍配が上がります。
ミライースの最安グレードBの2WDがメーカー希望小売価格で992,200円、アルトの最安グレードAの2WDが1,142,900円なので、ここが出発点になります。
差はきっちり150,700円。初期費用を抑えたい人には、このミライースの安さがそのまま武器になってくれます。
ただ、これはあくまで一番安いグレード同士の話。上のグレードまで視野に入れると、そう単純ではなくなってくるんですよ。
たとえばアルトのマイルドハイブリッド車は、HYBRID Sの2WDが1,301,300円、HYBRID Xの2WDが1,469,600円と、装備と燃費が上がるぶん価格も上がります。
ミライースも上級グレードGの2WDが1,320,000円ですから、上位同士で見ると「ミライースが常に大幅に安い」とは言い切れなくなるわけです。
もうひとつの落とし穴が、アルトのLアップグレードパッケージ。これは独立したグレードではなく、Lに132,000円のメーカーオプションを足したものなんです。
さらに2トーンの色を選ぶと49,500円上乗せ。パッケージ名だけ見て判断すると、価格を読み違えやすいので気をつけたいところ。
ここで挙げた金額はどれもメーカー希望小売価格で、リサイクル料金や税金、保険料といった諸費用は含みません。実際の支払額は見積もりで動きます。
ミライースの価格も、販売会社が独自に決める参考価格という位置づけ。地域やお店によって、最終的な条件は変わってきます。
諸費用には登録の費用や自賠責保険、各種税金、リサイクル料金などが乗ってくるので、総額は本体価格よりそれなりに膨らみます。
だからこそ、本体価格の安さだけで飛びつかず、諸費用込みの総額で見比べたい。焦らず総額で考える、これが失敗しないコツですよ。
それに同じ軽でも、価格の幅の作り方が2台で違います。ミライースは低い位置から、アルトは装備と燃費で上まで用意されている、そんなイメージですね。
| 項目 | アルト(2025年7月仕様) | ミライース(2024年10月改良) |
|---|---|---|
| 最安グレード価格(2WD) | A:1,142,900円 | B:992,200円 |
| 上級グレード価格(2WD) | HYBRID X:1,469,600円 | G:1,320,000円 |
| WLTC燃費(2WD) | HYBRID 28.2/ガソリン 25.8km/L | 全グレード 25.0km/L |
| 型式 | 3BA-HA37S/5AA-HA97S | 5BA-LA350S(2WD) |
| 主な安全装備 | デュアルセンサーブレーキサポートII | スマートアシストIII |
価格はメーカー希望小売価格(消費税込み・諸費用別)、燃費はWLTCモードの国土交通省審査値です。価格改定もあるので、最終確認は公式や販売店でどうぞ。
燃費の違いを比較!WLTCモードで見る実力

燃費でいちばん優秀なのは、アルトのマイルドハイブリッド車。ここははっきりしています。
WLTCモードのカタログ値で、アルトのHYBRID XとHYBRID Sの2WDが28.2km/L。今回の数字のなかで、頭ひとつ抜けた存在です。
いっぽうガソリンのアルトA/Lの2WDは25.8km/L、ミライースの2WDは全グレード25.0km/L。ここも並べて押さえておきましょう。
気づいてほしいのは、アルトのガソリン車とミライースの燃費差は0.8km/Lしかないという点。ここ、意外と見落とされがちなんですよね。
つまり「燃費が段違い」なのはアルトのハイブリッドの話であって、ガソリン同士なら、そこまで大きな差はつきません。
ミライースが低燃費なのは、軽量化と、イーステクノロジーと呼ばれる燃費の工夫を積み重ねているから。25.0km/Lはその成果です。
ここは毎日の給油のたびに、じわっと効いてくるところ。ガソリン価格が高い時期ほど、燃費のよさは頼もしく感じられるはず。
対するアルトのハイブリッドは、モーターがエンジンをそっと助けるマイルドハイブリッド。発進や加速の負担を軽くして、燃費を伸ばしてくれます。
4WDに目を向けると、ミライースは23.2km/Lと2WDより少し下がるので、雪道など四駆が要る地域では、この数字も覚えておきたいところ。
逆に四駆が要らない環境なら、燃費で不利な4WDをあえて選ぶ理由は薄め。反対に雪が多い土地では、燃費より走破性が勝る場面もあります。
そして忘れちゃいけないのが、カタログ燃費と実燃費は別物だということ。渋滞やちょい乗り、エアコン、積雪、タイヤ、運転の仕方でいくらでも変わります。
口コミの実燃費は条件差が大きいので、あくまで傾向として眺めるのが安全。数字は比較の目安、くらいに受け止めてください。
それでも日常の足として見れば、25km/L前後というのはどちらも頼もしい水準。ガソリン代を抑えやすいのは、2台に共通したうれしいところです。
燃費差が家計に効くかどうかは、走る距離しだい。年間でよく走る人ほど、アルトのハイブリッドの燃費が生きてきます。
逆に週末に少し乗るくらいなら、燃費差が価格差を埋めるまでには時間がかかるので、ここは自分の走り方で考えてみてくださいね。
満タンでどのくらい走れるかが気になるなら、アルトの燃料タンク容量と満タン走行距離の目安ものぞいておくと、給油の間隔がイメージしやすくなりますよ。
乗り心地の違いは?公式情報でわかること

乗り心地は、みんながいちばん知りたいところですよね。ただ、ここだけは正直に線を引いておきたいんです。
公式に「静粛性や乗り心地、走行性能をさらに向上させた」とうたっているのは、2025年仕様のアルト。ここははっきりしています。
とはいえ、だから「ミライースは乗り心地が悪い」とはなりません。ミライースも公式に、軽量で剛性の高いボディで乗り心地と静粛性の両立をうたっているからです。
要するにどちらも「快適さを意識して作られた軽」で、優劣を数字でスパッと言い切れるものではない、というのが実際のところ。
そもそも乗り心地の感じ方って、けっこう個人差があるもの。体格や座り方、よく走る道の路面、タイヤ、乗る人数でも印象は変わってきます。
だから私は、口コミの点数を追うより、自分の体で確かめるのがいちばん確実だと思っています。数字より体感が正直な世界ですからね。
試乗で見てほしいのは、段差を越えたときの突き上げ、エンジンの音、路面から伝わるロードノイズの3つ。ここにその車の素の乗り味が出ます。
加速に余裕があるか、停車から再発進がスムーズか。この2つも、毎日の運転のストレスにまっすぐ響いてくる部分なんです。
コツは、段差や荒れた路面をわざと通ってみること。きれいな道だけ走っても、差はなかなか見えてこないものですから。
できれば家族など、普段いっしょに乗る人にも座ってもらうといいですよ。後席の乗り心地は、乗った本人にしか分からない部分がありますからね。
毎日長めに運転する人ほど、この差はじわじわ効いてきます。数分の試乗でも、シートの座り心地や姿勢の楽さはチェックしておきたいところ。
乗り心地を重視するなら、公式に改良をうたうアルトを軸にしつつ、ミライースも同じ道を同じ速度で乗り比べる。これが後悔を減らす、いちばんの近道。
安全装備の差をチェック!運転支援の中身

安全装備は、2台とも自動ブレーキを含む運転支援をきちんと積んでいます。そのうえで、中身にしっかり違いがあるんです。
アルトは2025年の一部仕様変更で、デュアルセンサーブレーキサポートIIを標準装備。ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた仕組みになっています。
歩行者や自転車、自動二輪車、交差点での検知にも対応すると公式が説明していて、車線からのはみ出しを抑える機能や、信号の切り替わりに合わせた発進お知らせも入ります。
対するミライースは、スマートアシストIIIを搭載。対車両・対歩行者の衝突回避支援ブレーキ、車線逸脱警報、前後の誤発進抑制、先行車の発進お知らせ、オートハイビームを備えます。
このスマートアシストIII、前方の車や歩行者への衝突回避支援ブレーキを中心に、日常でよく効く支援をひととおり押さえた実用的な内容なんですよね。
誤発進の抑制は、駐車場でのペダル踏み間違いのような場面で頼りになりますし、オートハイビームも夜道の運転を少し楽にしてくれます。
さらに2024年10月の改良では、車両後方のコーナーセンサーが加わり、全モデルがスマートアシスト標準装備の仕様にそろえられました。
この後方コーナーセンサー、狭い場所でのバック駐車でなかなか心強い装備で、日々の運転で地味に効いてくるんですよ。
こうして並べると、より新しい世代の運転支援を積むのはアルトで、検知対象の広さでは一歩リードしている、という関係が見えてきます。
ただし、ミライースの安全装備が古くて危ない、なんて話ではありません。必要な支援機能は、しっかり入っていますからね。
気をつけたいのは、アルトの上位グレードにアダプティブクルーズコントロール、いわゆるACCがあるのかどうか。現行の公式情報では確認できず、この記事では「ある」とは書けません。
高速でのACCを重視するなら、装備表と販売店で必ず確かめてください。カタログの世代が新しいほど、この手の装備は変わりやすいですからね。
そしてもうひとつ。安全装備はあくまで運転を助ける機能で、頼りきりにせず、自分の目と操作で安全を守る。この基本だけは、どちらの車でも変わりません。
安全装備で断定しないでほしいこと
運転支援は運転を助ける機能で、事故を完全に防ぐものではありません。雨や逆光、夜間など苦手な場面もあります。ACCなど個別装備の有無は、必ず最新の装備表で確認してください。
アルトとミライースの選び方と購入前の注意点

ここからは、実際に選ぶときの視点へ。使い勝手、グレード、維持費、そしてどんな人にどちらが向くかを、順番に整理していきます。
数字の比較だけでは見えてこない「暮らしとの相性」を、ここで一緒に確かめていきましょう。じつは満足度を左右するのは、この部分だったりします。
使い勝手を比較!サイズや後席・荷室の違い

日常の使い勝手から見ていきましょう。ボディサイズは、じつはほとんど同じなんです。
アルトもミライースも全長3,395mm、全幅1,475mmの軽自動車規格にきっちり収まっていて、この点で取り回しに大きな差はありません。
小回りでいうと、ミライースは公式諸元表で最小回転半径4.4m。アルトも公式ページで小回りのしやすさを説明していて、どちらも扱いやすい部類です。
軽同士なので、車庫入れや車幅の感覚はどちらもつかみやすいところ。運転にあまり自信がなくても、気負わず付き合える一台ですよ。
細い路地や狭い駐車場が多い人には、この小回りのよさはどちらもありがたいもの。街乗り中心なら、なおさら効いてきます。
動力の伝え方には違いがあって、ミライースは全グレードが自然吸気ガソリンエンジンとCVTの組み合わせ、アルトはガソリン車とマイルドハイブリッドに分かれます。
後席や荷室は、2台とも軽ベーシックカーらしい割り切った作り。ミライースは公式装備表で、リヤシートの一体可倒機構が確認できます。
アルトの荷室や後席アレンジはグレードで差があるので、ここは実車での確認がおすすめ。カタログだけだと、どうしても見えにくい部分ですからね。
後席のヘッドレストや足元の余裕も、グレードや年式で変わってくることがあります。後席をよく使うなら、実車で必ずのぞいておきたいところ。
荷室は、リヤシートを倒したときにどれだけ積めるかがカギ。普段の荷物や買い物かご、ベビーカー、灯油缶あたりが載るか、実際に積んで試すのが確実です。
毎日の買い物がメインなら、後席を倒さずにどれだけ積めるかも見ておきたいところ。普段の使い方に近い状態で確かめると、失敗がぐっと減ります。
後席に人を乗せる機会が多い人は、足元や背もたれの角度、乗り降りのしやすさもチェック。家族で使うなら、ここが大きな判断材料になりますからね。
アルトの後席の広さやチャイルドシートの相性が気になるなら、アルトは何人乗りか、後部座席の広さの解説ものぞくと、家族での使い方がイメージしやすくなります。
グレードの選び方は?価格差で見る狙い目

グレード選びは、2台で考え方が少し違うので、順番に見ていきましょう。
ミライースはB・L・X・Gの4グレード構成。装備の差で価格が変わるので、ほしい装備がどのグレードから付くかを見るのがコツになります。
とにかく安く、という人は最安のB。ただ快適装備が絞られるぶん、必要なものが足りるかは事前にチェックしておきたいですね。
ミライースは上のグレードほど快適装備や質感が上がり、Gはこのなかではフルに近い内容で、価格も1,320,000円まで届きます。
アルトはガソリン車のA・Lと、マイルドハイブリッドのHYBRID S・HYBRID Xに分かれていて、じつはここが選び方のいちばんの分かれ道です。
価格を優先するならガソリンのA・L、燃費と装備のバランスを取るならHYBRID Sが狙い目になりやすいので、用途に合わせて選んでみてください。
さっき触れたLアップグレードパッケージは、Lにオプションを足したもの。パッケージ名で独立グレードと勘違いしやすいので、価格の内訳を見て判断してくださいね。
2トーンのような見た目のオプションは、満足度に直結する反面、しっかり価格を押し上げます。ここは予算とのバランスで、というところ。
私のおすすめは、まず「最安グレードで足りるか」を最初に決めてしまうこと。これがはっきりすると、候補が一気に絞れてラクになります。
装備で迷ったら、毎日使う機能から優先するのがコツ。使う頻度の低い装備にお金をかけすぎると、予算のバランスが崩れやすいんですよね。
燃費でハイブリッドを選ぶなら、車両価格の差を燃費の節約でどれだけ取り戻せるかも、ざっくり計算しておくと納得して選べますよ。
グレードの狙い目の目安
費用最優先ならミライースB、燃費と装備のバランスならアルトHYBRID S。まずは最安グレードで装備が足りるかを確かめ、足りなければ一つ上を検討する、という順番がおすすめです。
維持費や購入時に確認したいポイント

維持費は、軽自動車同士なので税金や高速料金といった基本の枠は近いです。差が出やすいのは、燃費と日々のメンテナンスのほう。
そもそも軽は、普通車にくらべて税金や高速料金の面で負担を抑えやすいのが持ち味。2台とも、この恩恵はしっかり受けられます。
燃費でハイブリッドのアルトを選べばガソリン代は抑えやすくなりますが、そのぶん車両価格は上がるので、走る距離しだいで得かどうかが変わってきます。
近所の買い物が中心であまり距離を乗らないなら、燃費差より車両価格の安さが効くことも多い。ここは自分の走行距離で考えるのが正解です。
燃費差で車両価格の差を取り戻せるかは、年間の走行距離しだい。距離を乗る人ほどハイブリッドが効き、乗らない人ほど本体の安さが効いてきます。
メンテナンスでは、オイル交換やタイヤ、消耗品の費用がかかります。これはどちらの車でも避けて通れない部分ですね。
目安を知っておくと予算が立てやすいので、アルトのエンジンオイル交換時期や費用の目安を先に確かめておくと安心ですよ。
購入のときは、車両本体価格だけでなく、諸費用込みの総額で見るのが大切。リサイクル料金や税金、登録の費用、付属品などがどんどん乗ってきます。
予算はこの諸費用を含めた「乗り出し価格」で上限を決めておくと、あとで慌てずにすみます。ここ、地味に大事なポイントなんですよね。
見積もりを取るときは、同じ条件で2台を並べて比べてください。グレードやオプションがそろっていないと、そもそも正しい比較になりませんから。
納期や値引きは時期や販売店で動くので、これも見積もりの場で確認するのが確実。数字は動くもの、と構えておくと気が楽になります。
維持費は買ったあとにじわじわ効いてくる部分なので、購入前に燃費とメンテナンスの見通しを立てておくと、あとがぐっとラクになりますよ。
中古車で比べるなら、新車とは前提が変わります。年式によって、安全装備の世代や燃費、価格が大きく動くからです。
中古の場合はリコールの対応履歴を車台番号で確認しておくと安心。修復歴や整備記録、これまでのメンテ状況も、価格以上に大事なチェックポイントですよ。
タイヤやバッテリーは消耗品なので、中古なら状態もぜひ見ておきたいところ。交換時期が近いと、買った直後に出費が重なってしまいます。
あなたに向いているのはどっち?タイプ別診断

ここまでの内容を、タイプ別にぎゅっと整理します。自分に近いものを探してみてください。
もちろん、当てはまるものが複数あってもかまいません。いちばん強くうなずけたところを、そのまま優先順位にしてみてくださいね。
とにかく安く新車に乗りたいなら、ミライース。最安グレードの価格が低いのが、いちばんの決め手になります。
カタログ燃費をできるだけ重視したいなら、アルトのHYBRID。WLTC28.2km/Lは、今回の比較でトップの数字です。
燃費と装備のバランスを取りたいなら、アルトのHYBRID Sが候補。価格と燃費の折り合いがいちばんつけやすいグレードですね。
近所の買い物や通勤が中心なら、ミライースかアルトのA・Lで十分なことが多いです。価格重視ならミライース、燃費差も見たいならアルト、という具合。
毎日長めに運転するなら、まずアルトを試乗するのがおすすめ。2025年改良で、乗り心地や静粛性の向上を公式にうたっているからです。
通勤で毎日そこそこの距離を走る人も、アルトのハイブリッドが候補。燃費と乗り心地の両面で、長い付き合いがしやすくなります。
雪の多い地域に住んでいるなら、ミライースの4WDも比較に入れてください。燃費は23.2km/Lに下がりますが、雪道での安心感が勝る場面もありますからね。
反対に四駆が要らない環境なら、燃費と価格で有利な2WDを軸にするのが素直な選び方になります。
後席や荷室の広さを重視するなら、どちらも万能ではないので実車確認が欠かせません。家族の送り迎えが多い人ほど、後席の使いやすさで満足度が変わります。
高速や長距離をよく走るなら、軽ベーシックカー共通の弱点も知っておくと安心。アルトで高速や長距離が疲れる理由と対策を読むと、心構えがしやすくなりますよ。
もし「軽でもう少し広い選択肢も見たいな」と思ったら、アルトとワゴンRを維持費や広さで比べた比較もヒント。視野を広げてから決めても、遅くはありません。
アルトとミライースの比較でよくある質問

Q1. アルトとミライースはどっちが安いですか?
A. 新車の最安グレード同士なら、ミライースBの2WD(992,200円)のほうが、アルトAの2WD(1,142,900円)より安くなります。どちらもメーカー希望小売価格で、諸費用は別です。
ただ、装備や燃費まで含めると一概には言えないので、狙うグレードで見積もりを取って比べるのがおすすめですよ。
Q2. 燃費がいいのはアルトとミライースのどちらですか?
A. カタログのWLTCモードで見ると、アルトのマイルドハイブリッド車(HYBRID X/S)の2WDが28.2km/Lでいちばん優秀です。
ガソリンのアルトA/Lは25.8km/L、ミライースの2WDは25.0km/Lなので、この2つの差は小さめ。実燃費は乗り方や道路状況で変わるため、目安として見てくださいね。
Q3. アルトとミライース、乗り心地がいいのはどっちですか?
A. 公式に「乗り心地や静粛性を向上させた」とうたっているのは、2025年仕様のアルトです。ただミライースも軽量で剛性の高いボディを採用していて、感じ方には個人差があります。
段差や荒れた路面も含めて、両方を同じ条件で試乗して比べるのが確実ですよ。
Q4. アルトとミライースはどっちがおすすめですか?
A. とにかく初期費用を抑えたいならミライース、燃費や新しい安全装備、乗り心地の改良を重視するならアルトが候補になります。
毎日長めに運転する人はアルト、近所の買い物や通勤が中心で予算優先の人はミライースを軸に試乗するのがおすすめ。用途と予算で選ぶのが、後悔しないコツです。
アルトとミライースの比較のまとめと選び方

最後に、アルトとミライースの比較をまとめます。選ぶときの地図として使ってください。
結局のところ、正解は人それぞれ。あなたの暮らしにいちばん寄り添ってくれるほうが、あなたにとっての正解ですよ。
改めて整理すると、2台はどちらも低価格・低燃費の軽ベーシックカー。土俵は同じで、強みの置き場所が違うだけ、でしたよね。
言いかえれば、価格で選ぶか、燃費や装備の新しさで選ぶか。この軸をはっきりさせるほど、ぐっと選びやすくなります。
価格の安さで選ぶなら、最安グレードが低いミライース。燃費や新しい安全装備、乗り心地の改良まで含めるなら、アルトが有力になります。
燃費が頭ひとつ抜けているのはアルトのマイルドハイブリッド車。ただ、ガソリン同士ならその差は小さめ、というのも見てきたとおりです。
乗り心地は、公式に改良をうたうアルトを軸にしつつ、ミライースも同じ条件で試乗して、自分の体で確かめるのがいちばん確実。
安全装備は、より新しい世代を積むアルトが一歩リード。とはいえミライースも必要な支援はそろっているので、ACCなど個別装備は装備表で確認してくださいね。
使い勝手はサイズがほぼ同じで、後席や荷室は実車確認がカギ。普段積む荷物や、後席を使う頻度で見え方が変わってきます。
迷ったら、優先順位を一つだけ決めてみてください。「安さ」「燃費」「乗り心地」「安全」「広さ」のどれを一番に置くか、それだけで候補はぐっと絞れます。
全部を100点にしようとすると、かえって決められなくなるもの。まずは一番ゆずれない条件を決めて、そこから広げていくのがおすすめです。
それから、いま乗っている車があるなら、下取り額だけで決めるのはもったいない。買取一括査定などで今の車の価値を先に知っておくと、購入予算の見通しが立てやすくなります。
売却額が分かってから予算を組めば、グレード選びにも余裕が生まれます。焦らず総額で考える、これがいい買い物のコツですよ。
価格や装備、燃費は改定されることもあるので、最終的な数字はスズキやダイハツの公式サイト、販売店の見積もりで確かめてくださいね。
この記事の数字は、2025年7月仕様のアルトと2024年10月改良のミライースが基準。検討のタイミングで、最新の情報もあわせて見ておくと確実です。
あなたの毎日にぴったりの一台が見つかることを願っています。よいカーライフを!
