ハスラーの人気色2026|デニムブルーはダサい?後悔しない色の選び方
ハスラーの色選びで迷うのは、選択肢の多さもひとつの理由かなと思います。2026年5月の改良後は、標準車だけで14通り、タフワイルドを合わせると20通り。「デニムブルーはダサいって本当?」「白は追加料金がかかるの?」と、気になる話も次々に出てきますよね。
先に結論を言うと、2026年の販売会社の集計では、ソフトベージュ系の色が上位に多く入っていて、デニムブルーも3社中2社で上位に入っていました。ただ、人気色を選べば安心というわけでもなく、汚れの目立ちやすさや追加料金、売るときの値持ちまで見て選ぶと後悔しにくいはずです。
スズキ公式の色の一覧と価格表、スズキの販売会社が公開している人気色の集計、買取会社の査定データを突き合わせて整理しました。
基準にしたのは、2026年5月27日に一部仕様変更した現行のハスラーです。スズキは全国の色別の販売順位を公表していないので、人気の順位は「どの販売会社の、いつの集計か」を添えて紹介していきます。

- 2026年の人気色を、スズキの販売会社3社の集計で比べた結果
- デニムブルー・ソフトベージュのツートン・ピュアホワイトパールの印象と違い
- 現行20通りの色番号と追加料金、旧型ハスラーの色の移り変わり
- 汚れ・追加料金・売るときの値持ちから考える、後悔しない色の選び方
ハスラーの人気色2026は?販売会社の集計で比較

スズキは全国の色別の販売台数を公表していません。そこで、2026年の改良後にスズキの販売会社が公開した集計を並べて、標準車とタフワイルドの人気色を見ていきます。
2026年の人気色はソフトベージュ系が中心

結論から言うと、2026年5月の改良後に公開された販売会社の集計では、人気の中心はソフトベージュ系です。なかでも「ソフトベージュメタリック アーバンブラウン2トーン」は、比べた3社すべてで3位以内に入っていました。
比べたのは、スズキの販売会社が自社のサイトで公開しているランキング。集計の期間や方法がそれぞれ違うので、順位を足し合わせるのではなく、並べて共通点を探すようにしました。
| 集計した販売会社 | 期間・集計方法 | 1位 | 2位 | 3位 |
|---|---|---|---|---|
| スズキ自販近畿(標準車) | 2026年5月27日〜7月30日の成約数 | ソフトベージュメタリック アーバンブラウン2トーン | ソフトベージュメタリック(単色) | デニムブルーメタリック ガンメタリック2トーン |
| 秋田スズキ スズキアリーナ秋田(標準車) | 2026年5月27日〜6月21日の受注 | ミネラルグレーメタリック(単色) | ブルーイッシュブラックパール3 ソフトベージュ2トーン | ソフトベージュメタリック アーバンブラウン2トーン |
| スズキ自販京都(標準車とタフワイルドの合算) | 2026年7月14日掲載・期間の記載なし | ソフトベージュメタリック ブラック2トーン(タフワイルド) | オフブルーメタリック アーバンブラウン2トーン | ソフトベージュメタリック アーバンブラウン2トーン |
出典:スズキ自販近畿(2026年7月30日掲載)、秋田スズキ スズキアリーナ秋田(2026年6月22日掲載)、スズキ自販京都(2026年7月14日掲載)が公開したランキングをもとに当サイトで作成。どの集計も台数(母数)は公表されていません。
3つを並べてみると、1位は近畿がソフトベージュ×アーバンブラウン、秋田がミネラルグレー、京都がタフワイルドのソフトベージュ×ブラックで、見事にばらばら。地域や時期、集計のしかたで順位は入れ替わると考えておいたほうがよさそうです。
そのなかで、ソフトベージュ×アーバンブラウン2トーンだけは3社とも3位以内でした。4位以下も見ると、秋田は4位がウッドランドカーキ(単色)、5位がアーバンブラウンパール×ソフトベージュ2トーン。京都は同率4位にソフトベージュの単色とデニムブルー×ガンメタリック2トーンが入っています。
目立つのは、ソフトベージュを「ボディ」に使った組み合わせの強さ。近畿の1位・2位、秋田の3位、京都の1位・3位・4位がこれにあたり、京都のスタッフも「ソフトベージュ人気でびっくり」とコメントしていました。
ちなみに、近畿で1位だったアーバンブラウンの屋根は、2026年5月の改良で新しく採用されたもの。秋田で1位のミネラルグレーも、販売店のブログでは2026年に加わった色として紹介されています。新しい色や組み合わせがすぐ上位に入ったのは、今回の特徴かなと思います。
気をつけたいのは、どの集計も上位3〜5位しか公表していないこと。名前が出てこない色が不人気というわけではないので、ランキングは「今どんな色が選ばれやすいか」の目安くらいに受け取っておくのがちょうどいいかも。
タフワイルドの人気色はソフトベージュ×ブラック

タフワイルドだけを分けて集計していたのは、スズキ自販近畿のランキングです。2026年5月27日〜7月30日の成約数で、1位がソフトベージュメタリック ブラック2トーン、2位がウッドランドカーキメタリック ブラック2トーン、3位がデニムブルーメタリック ブラック2トーンでした。
スズキ自販京都の集計(標準車と合算)でも、1位はこのソフトベージュ×ブラック。京都のスタッフは「スペーシアやソリオでも人気のパンダちゃんカラー」と紹介していて、明るいボディと黒い屋根のコントラストが好まれているようです。
タフワイルドの色は全部で6通り。2トーンはすべて屋根がブラックで、ウッドランドカーキ・デニムブルー・ソフトベージュの3色です。単色はシフォンアイボリーメタリック、スチールシルバーメタリック、オフブルーメタリックの3色になります。
標準車との大きな違いは、ピュアホワイトパールがないこと。白に近い色がいいなら、シフォンアイボリーが候補ですね。販売店のブログによると、シフォンアイボリーは問い合わせの多かった色で、2026年の改良で「復活」したそうです。
追加料金にも差があって、2トーンの3色は49,500円、スチールシルバーは27,500円高くなり、シフォンアイボリーとオフブルーは追加料金なし(2026年5月発表のメーカーオプション価格・消費税込み)。
同じ色名でも、標準車とタフワイルドでは屋根の色が違う点もポイントです。デニムブルーなら、標準車はガンメタリック、タフワイルドはブラック。スズキは標準車を「明るいボディーカラー」、タフワイルドを「シックなボディーカラー」と説明していて、同じ色でも受ける印象は少し変わりそうですね。
デニムブルーやソフトベージュ・白の印象と違い

「デニムブルーはダサい?」「ソフトベージュのツートンってどれのこと?」と、色の名前で調べると疑問が次々に出てきます。気になる色を3つに絞って、ひとつずつ確かめていきましょう。
デニムブルーはダサい?2020年からの人気実績で検証

「ダサい」かどうかは好みの問題で、販売の実績を見るかぎり、デニムブルーは人気の高い色と言えそうです。2代目ハスラーが出た2020年から2026年まで、公開されている集計で何度も上位に入っています。
- 2020年6月:スズキ自販新潟が紹介した新型ハスラーの人気カラーで1位(ガンメタリック2トーン)
- 2024年下半期:兵庫スズキ スズキアリーナ芦屋中央の受注で1位(4台。2位は4色が3台ずつ)
- 直近1,797台の納車データ:中古車販売・買取のリバティのランキングで1位(261ポイント。在庫の偏りも影響すると同社が注記)
- 2026年5〜7月:スズキ自販近畿の成約数で標準車3位、タフワイルドのブラック2トーンも3位
出典:スズキ自販新潟(2020年6月19日掲載)、兵庫スズキ スズキアリーナ芦屋中央(2025年4月5日掲載)、リバティ(2025年8月11日更新)、スズキ自販近畿(2026年7月30日掲載)。どれも一つの会社や店舗の集計で、全国の順位ではありません。
芦屋中央のスタッフも「このカラー本当に人気!」と書いていて、京都の販売会社は「前型のハスラーからの人気カラー」と紹介していました。集計の規模はばらばらでも、上位から外れにくい色なのは確かかなと思います。
では、なぜ「ダサい」と言われることがあるのか。口コミや個人のブログでよく挙がるのは、曇りや夜には黒っぽい濃紺に見える、光の当たり方で印象がかなり変わる、紺色の車に落ち着いた(地味な)イメージを持つ人もいる、といった理由です。
Yahoo!知恵袋には、晴れた日だとダサく見える気がする、という質問もありました。回答では、デニムブルーの2トーンに乗っている人が、陽射しの加減で見え方が違う、汚れていると目立つけれど洗車したあとはきれい、と答えています。
暗いところでは黒っぽく見えるという回答もあり、見え方の変化を楽しめるかどうかで評価が分かれる色なんだと思います。
迷っているなら、晴れた日と曇りの日、できれば夕方以降にも実車を見ておくのがおすすめ。展示車や試乗車は、スズキ公式サイトの「展示車・試乗車検索」で探せます。
デニムブルーメタリックの見え方と2つの屋根色

デニムブルーメタリックは、2代目ハスラーの発売(2020年1月)にあわせて、ガンメタリックの屋根との2トーンで登場した色です。名前のとおりジーンズのような落ち着いた青で、メタリック塗装なので、光が当たると明るく、陰になると濃く見えやすいのが特徴。
2026年の現行モデルでは、デニムブルーに単色の設定はありません。選べるのは、次の2トーンの2種類だけです。
- 標準車:デニムブルーメタリック ガンメタリック2トーン(D4E)
- タフワイルド:デニムブルーメタリック ブラック2トーン(FW7)
どちらも2トーンなので、追加料金は49,500円(2026年5月発表のメーカーオプション価格・消費税込み)。近畿の2026年の集計では、標準車とタフワイルドのどちらでも3位に入っていました。
見た目の違いは、屋根の色と顔まわり。標準車はガンメタリックの屋根で、2026年の改良で新しくなった逆台形のグリルには、蛍光イエローのワンポイント。
タフワイルドは黒い屋根に、ブロック形状の専用グリルと「SUZUKI」のアルファベットエンブレム、専用のルーフレールという組み合わせです。
同じデニムブルーでも、ガンメタの屋根なら少し軽やかに、黒い屋根ならぐっと引き締まって見えると思います。このあたりは好みなので、公式サイトの色見本だけで決めず、できれば両方を実車で見比べてみてください。
ソフトベージュのツートンは屋根とボディで別物

「ソフトベージュのツートン」と一口に言っても、現行ハスラーにはソフトベージュを屋根に使う組み合わせと、ボディに使う組み合わせの2タイプがあります。名前が似ているので、見積もりのときに取り違えないよう気をつけたいところ。
ソフトベージュを使った2トーン(2026年5月以降の現行モデル)
屋根がソフトベージュ:アーバンブラウンパールメタリック(ESA)/フェニックスレッドパール(ER8)/ブルーイッシュブラックパール3(FWT)
ボディがソフトベージュ:屋根がアーバンブラウン(FW8・標準車)/屋根がブラック(E7Z・タフワイルド)
このほか、標準車にはソフトベージュの単色(WBB)もあります。スズキの色名は「ボディの色+屋根の色2トーン」の順なので、「〇〇 ソフトベージュ2トーン」と書かれていたら、屋根がベージュのほうです。
人気の面では、2026年の販売会社の集計で上位に多かったのは、ボディがソフトベージュのほう。近畿の1位(FW8)と2位(単色)、タフワイルドの1位(E7Z)がそうで、屋根がベージュの組み合わせは秋田で2位(FWT)と5位(ESA)に入っていました。
ソフトベージュの歴史をたどると、屋根のソフトベージュは2022年5月の改良で、ボディの単色は2024年5月の改良で加わりました。ボディがソフトベージュで屋根がアーバンブラウンの組み合わせは、2026年5月の改良からです。
色味については、京都の販売会社のスタッフいわく「真っ白じゃなくきもちベージュのやさしいカラー」。知恵袋の回答にも、天気がいいとほぼ白っぽく、少し曇るとベージュらしく見える、という声がありました。
追加料金は、単色なら0円、2トーンなら49,500円。同じソフトベージュのボディでも、屋根の色を変えるだけで5万円近く差が出るので、ここは予算と相談して決めたいですね。
ピュアホワイトパールは追加料金と汚れ方で判断

ピュアホワイトパールは、標準車だけで選べる白で、単色でも2トーンでも追加料金がかかる色です。2026年5月発表のメーカーオプション価格(消費税込み)は次のとおり。
- 単色(ZVR):27,500円
- ガンメタリック2トーン(DYH):77,000円
タフワイルドの6色にはピュアホワイトパールがありません。白に近い明るい色がほしいなら、タフワイルドでは追加料金なしのシフォンアイボリーか、27,500円のスチールシルバーが候補になります。
2026年の販売会社のランキングでは、ピュアホワイトパールは上位に出てきませんでした。ただ、これは上位3〜5位しか公表されていない集計での話。後で紹介する買取会社の査定データでも、ホワイト系は値持ちが上位の系統でした。
ただし、パール系はやや低めで、ピュアホワイトパールがどちらに入るかは公表されていません。それでも、売るときまで考えて候補から外す理由はなさそうです。
白で気をつけたいのは汚れ方。中古車のガリバーの解説によると、白やパール系は傷が目立ちにくい一方で、水アカは目立ちやすいとされています。屋外の駐車場に置くなら、こまめな洗車やコーティングで対策しておくと安心かも。
「ハスラーの白はダサい?」と気にする声もありますが、これも好みの問題。白いボディはカラフルさが控えめなぶん、すっきりした印象になります。ポップさがほしいなら2トーン、落ち着いた雰囲気なら単色、という選び方もありだと思います。
ハスラーの色番号と旧型の色を確認

現行ハスラーの色は、標準車14通りとタフワイルド6通りの合わせて20通り。補修や中古車探しで役立つ色番号の見方と、旧型からの色の移り変わりをまとめておきますね。
ハスラーの色番号一覧と2トーンの記号の読み方

ハスラーの色番号は、スズキ公式サイトの色の一覧で、色名の後ろの( )内に書かれているアルファベットと数字の記号です。2026年5月以降の現行モデルの全20通りを、追加料金と一緒に並べるとこうなります。
| 記号 | ボディーカラー | 屋根 | 設定 | 追加料金 |
|---|---|---|---|---|
| FR1 | フュージョンイエローパールメタリック | ガンメタリック | 標準車 | 49,500円 |
| D4E | デニムブルーメタリック | ガンメタリック | 標準車 | 49,500円 |
| DYH | ピュアホワイトパール | ガンメタリック | 標準車 | 77,000円 |
| ESA | アーバンブラウンパールメタリック | ソフトベージュ | 標準車 | 49,500円 |
| ER8 | フェニックスレッドパール | ソフトベージュ | 標準車 | 49,500円 |
| FWT | ブルーイッシュブラックパール3 | ソフトベージュ | 標準車 | 49,500円 |
| FR2 | ウッドランドカーキメタリック | アーバンブラウン | 標準車 | 49,500円 |
| FW5 | オフブルーメタリック | アーバンブラウン | 標準車 | 49,500円 |
| FW8 | ソフトベージュメタリック | アーバンブラウン | 標準車 | 49,500円 |
| WCT | ウッドランドカーキメタリック | なし(単色) | 標準車 | なし |
| ZYW | オフブルーメタリック | なし(単色) | 標準車・タフワイルド | なし |
| ZVR | ピュアホワイトパール | なし(単色) | 標準車 | 27,500円 |
| ZMW | ミネラルグレーメタリック | なし(単色) | 標準車 | なし |
| WBB | ソフトベージュメタリック | なし(単色) | 標準車 | なし |
| FR3 | ウッドランドカーキメタリック | ブラック | タフワイルド | 49,500円 |
| FW7 | デニムブルーメタリック | ブラック | タフワイルド | 49,500円 |
| E7Z | ソフトベージュメタリック | ブラック | タフワイルド | 49,500円 |
| ZVG | シフォンアイボリーメタリック | なし(単色) | タフワイルド | なし |
| ZVC | スチールシルバーメタリック | なし(単色) | タフワイルド | 27,500円 |
出典:色名と記号はスズキ公式サイト「ハスラー デザイン」(2026年10月6日確認)、追加料金は2026年5月27日のニュースリリースのメーカーオプション価格(消費税込み)をもとに当サイトで作成。オフブルーの単色(ZYW)は標準車とタフワイルドの両方にあるので、1行にまとめています。
読み方のポイントは、2トーンの記号が「ボディの色と屋根の色の組み合わせ」に付いていること。同じデニムブルーメタリックでも、ガンメタリックの屋根ならD4E、ブラックの屋根ならFW7と、組み合わせごとに別の記号になっています。
単色のほうは、ボディの色そのものの記号。同じスズキのワゴンRの公式ページを見ると、ピュアホワイトパールは「ZVR」、スチールシルバーメタリックは「ZVC」でハスラーと同じです。一方、デニムブルーメタリックの単色は「WAC」と書かれていて、ハスラーの2トーンの記号とは違います。
もうひとつややこしいのが、「カラーコード」という言葉。スズキにはハスラー用の「カラーコード」という純正アクセサリー(ひも状のアイテム)があり、公式サイトでも販売会社装着アクセサリーとして紹介されています。
塗装の番号を調べるときは「カラーナンバー」や「色番号」で探すと、アクセサリーと混ざりにくいですよ。
自分の車の色番号は、車体に貼られたラベル(コーションプレート)に書かれています。貼ってある場所は車種や年式で違うことがあるので、取扱説明書で確認するか、販売店に車台番号を伝えて聞くのがいちばん確実。
最新の色の見本と記号は、スズキ公式のハスラーのデザインページでいつでも確認できます。
タッチアップペンや補修用の塗料は、2トーンの記号だけで選ばないでください。2トーンの車はボディと屋根で色が違うので、どちらを直すのかを決めたうえで、販売店や用品メーカーの適合表で塗料を確かめるのが安心です。
旧型ハスラーの色と2代目で選べなくなった色

旧型と呼ばれることが多い初代ハスラー(2014年1月発売、型式MR31S・MR41S)は、今よりポップな2トーンが中心でした。発売時は、屋根が白の2トーン3色、屋根が黒の2トーン3色、単色5色の全11パターンです。
- 屋根が白:パッションオレンジ、サマーブルーメタリック、キャンディピンクメタリック(いずれも当時の新色)
- 屋根が黒:フェニックスレッドパール、パールホワイト、スチールシルバーメタリック
当時の追加料金は、パールホワイトとスチールシルバーの塗装が21,000円、2トーンが42,000円で、この2色の2トーンは63,000円でした(2013年12月の発表時点・当時の消費税込み)。初代はその後の改良や特別仕様車で、色が何度も入れ替わっています。
なかでも紛らわしいのが、2018年7月に出た初代の特別仕様車「タフワイルド」。黒い屋根の2トーン5色をそろえたモデルで、2024年から設定されている今のタフワイルドとは別物なので、中古で探すときは年式に注意してください。
2代目(2020年1月〜)の中でも、色の組み合わせは改良のたびに変わってきました。発売時の11色が、2026年の現行モデルでどうなっているかを並べると次のとおりです。
| 2020年1月発売時の色 | 当時の組み合わせ | 2026年5月以降の現行モデル |
|---|---|---|
| バーミリオンオレンジ | ガンメタリック2トーン | 設定なし |
| フェニックスレッドパール | ガンメタリック2トーン | ソフトベージュ2トーン(ER8) |
| デニムブルーメタリック | ガンメタリック2トーン | 同じ組み合わせ(D4E)/タフワイルドのブラック2トーン(FW7) |
| アクティブイエロー | ホワイト2トーン | 設定なし(黄色は新色のフュージョンイエロー) |
| ブリスクブルーメタリック | ホワイト2トーン | 設定なし |
| チアフルピンクメタリック | ホワイト2トーン | 設定なし |
| シフォンアイボリーメタリック | 単色 | タフワイルドの単色(ZVG) |
| クールカーキパールメタリック | 単色 | 設定なし(カーキは新色のウッドランドカーキ) |
| オフブルーメタリック | 単色 | 単色(ZYW)/アーバンブラウン2トーン(FW5) |
| ピュアホワイトパール | 単色 | 単色(ZVR)/ガンメタリック2トーン(DYH) |
| ブルーイッシュブラックパール3 | 単色 | ソフトベージュ2トーン(FWT)のみ |
出典:2020年1月発売時の色はCar Watch(2019年12月24日掲載)、2026年の現行モデルの色はスズキ公式サイト「ハスラー デザイン」をもとに当サイトで作成。
2代目の途中では、2022年5月にソフトベージュの屋根とコーラルオレンジメタリックが加わり、2トーン車のバンパーのガーニッシュが、ボディと同じ色から屋根と同じ色に変わりました。
この改良後の標準車は、ソフトベージュ2トーン4色・ガンメタリック2トーン4色・単色5色の13パターン。白い屋根の2トーンは、この時点でラインアップから外れました。
2024年5月の改良では、ソフトベージュの単色や、バーミリオンオレンジ×ソフトベージュ2トーン、アクティブイエロー×ガンメタリック2トーンが加わり、タフワイルドも登場しています。
中古車で色を見るときは、こうした年式ごとの違いがヒントになります。たとえば2代目なら、アーバンブラウンの屋根は2026年5月以降、ソフトベージュの屋根は2022年5月以降の組み合わせ。
ただ、2022年の特別仕様車J STYLE IIにはウッディブラウンの屋根もあったので、茶色っぽい屋根だけで2026年以降と決めつけないようにしたいところ。最終的には、車検証の型式と年式、車体のカラーラベルで確かめてください。
色以外にも、初代と2代目ではボディのサイズが違っていて、2代目はホイールベースが35mm長くなりました。数字で比べたいなら、ハスラーの全高と最低地上高の2026年仕様と旧型の差も参考にしてみてください。
後悔しない色選びは追加料金・汚れ・値持ちで決める

好きな色を選ぶのがいちばんですが、買ったあとで「思ったより高かった」「汚れが目立つ」と感じることもありますよね。お金と手入れ、売るときの値持ちの3つの面から色を見比べてみます。
色ごとの追加料金は0円から77,000円まで

現行ハスラーの色は、追加料金で見ると0円・27,500円・49,500円・77,000円の4段階に分かれます。同じ人気色でも、選び方しだいで5万円近く変わることがあるので、最初に押さえておきたいところ。
色の追加料金(2026年5月発表のメーカーオプション価格・消費税込み)
0円:ピュアホワイトパールとスチールシルバー以外の単色(ソフトベージュ、ミネラルグレー、ウッドランドカーキ、オフブルー、タフワイルドのシフォンアイボリー)
27,500円:ピュアホワイトパールの単色、タフワイルドのスチールシルバー
49,500円:白以外の2トーン(全グレード)
77,000円:ピュアホワイトパールの2トーン
たとえば近畿の集計で1位だったソフトベージュ×アーバンブラウン2トーンは49,500円、2位のソフトベージュの単色は0円。同じソフトベージュのボディでも、屋根を2トーンにするかどうかで49,500円の差が出ます。
白を2トーンにすると77,000円で、単色の白(27,500円)との差もやはり49,500円。2トーンは全グレードで選べて、いちばん手ごろなHYBRID Gでも金額は同じです。
この追加料金は、少しずつ上がってきました。2代目の発売時は2トーンが44,000円、白が22,000円で、2024年5月の改良から今の49,500円と27,500円に。初代の発売時(2013年12月発表)は、2トーンが42,000円でした。
ここでの金額はメーカー希望小売価格に上乗せされる分で、値引きや諸費用は含みません。色ごとの車両価格は、スズキ公式の2026年5月27日のニュースリリースやオンライン見積もりで確かめられます。
色以外のメーカーオプションやディーラーオプションも合わせて予算を考えるなら、ハスラーのおすすめオプションと装備の価格も参考にしてみてください。
汚れが目立ちやすい色と目立ちにくい色

汚れの目立ち方は、色の濃さと汚れの種類の組み合わせで変わります。中古車のガリバーの解説では、黒や青は汚れが目立ちやすく、白やパール系は傷が目立ちにくい一方で水アカが目立ちやすいとのこと。
反対に、ベージュやアイボリー、ブラウン、緑系は汚れが目立ちにくいとされています。これを現行ハスラーの色に当てはめると、だいたい次のようなイメージです(汚れの見え方には個人差があり、あくまで目安です)。
- 白っぽい砂ぼこりや雨じみが目立ちやすい:デニムブルー、ブルーイッシュブラックパール3などの濃い青や黒
- 黒っぽい水アカの筋が目立ちやすい:ピュアホワイトパール
- 比較的目立ちにくい:ソフトベージュ、シフォンアイボリー、アーバンブラウンパール、ウッドランドカーキ
グレーやシルバーは、解説によって評価が分かれていました。販売店のブログでは、ベージュやグレーなどの中間色は汚れが目立ちにくいと紹介されていることもあり、ミネラルグレーやスチールシルバーは実車で確かめるのが確実です。
ユーザーの声も見ておくと、Yahoo!知恵袋では、デニムブルーの2トーンに乗っている人が、濃い色なので汚れていると目立つけれど、洗車したあとはきれいだと答えていました。
ソフトベージュについても、砂汚れは目立ちにくいものの、1か月ほど洗わないと窓枠などに黒い筋のような汚れが出てくる、という回答がありました。
つまり、汚れがまったく目立たない色はない、というのが正直なところ。濃い色なら洗車の回数、白なら水アカ対策と、手入れの方法まで決めておくと後悔しにくくなると思います。
屋根付きの駐車場か屋外か、雪道や未舗装路を走るかどうかでも、汚れのつき方は変わってきます。使い方をイメージしてから色を決めたいですね。
高く売れる色と不人気色は?値持ちなら定番色

将来の売却まで考えるなら、参考になるのが買取会社の査定データです。MOTA車買取が2026年9月に公開した集計では、現行型ハスラーのリセール率(査定額÷新車価格)に、ボディカラーの系統で最大11.9ポイントの差がありました(集計30件未満の参考値を除く)。
- ブラウン系:83.7%
- ホワイト系:82.0%
- その他:80.5%
- パール系:78.8%
- ブルー系:77.6%
- グリーン系:77.2%
- ブラック系:77.1%
- イエロー系:76.1%
- レッド系:73.9%
- オレンジ系:71.8%
出典:MOTA車買取の査定実績データ(現行型・修復歴なし・1〜6年落ち、査定日2025年9月〜2026年8月)。集計30件未満の参考値(シルバー系86.6%、ゴールド系78.1%、ピンク系73.4%)は除いています。どの色がどの系統に入るかは公表されていません。
この数字から見えるのは、白(ホワイト系)が82.0%と高めで、オレンジやレッドなど個性の強い系統は低めということ。MOTAの記事でも、流通台数の多いホワイト系と最上位のブラウン系は、リセール面で優秀とされていました。
意外だったのはブラック系の77.1%で、ハスラーでは黒だから有利、とは言えなさそうです。
では、「不人気色」はあるのか。スズキは色別の販売台数を公表していないので、はっきりとは断定できません。
2026年の販売会社の集計では、フュージョンイエローやピュアホワイトパール、フェニックスレッド×ソフトベージュなどは上位に出てきませんでした。ただ、公表されているのは上位だけなので、選ぶ人が少ない色とまでは言い切れないんです。
それよりも査定額に大きく効くのが、年数と走行距離。同じMOTAのデータでは、5年落ちのハスラーで走行2万km以下が81.8%、6万km超は56.6%と、色の差の倍以上の開きがありました。売るときは、色より乗り方の影響のほうが大きいと考えておくといいかも。
白は、中古車のガリバーの解説でもリセールが安定しやすい定番色とされていて、今回のハスラーの査定データでも上位でした。売るときの値持ちも重視するなら、こうした定番色を優先する考え方が堅実です。
人気色だけに寄せる必要はありませんが、オレンジや赤のような個性の強い色は、長く乗るつもりで選ぶと満足しやすいかも。
今乗っている車を手放してハスラーに乗り換えるなら、色の追加料金を含めた予算は、今の車がいくらで売れるかでも変わってくるもの。下取りの金額だけで決めずに、先に今の車の買取額の目安を確かめておくと、2トーンや白に手が届くかどうかを判断しやすくなります。
ハスラーを売るときの相場はハスラー2020年式の買取相場と売り時で、走行距離と手放すタイミングの考え方はハスラーの走行距離と寿命・売り時で詳しく書きました。
ハスラーの色に関するよくある質問

Q1. ハスラーはツートンと単色のどちらが人気ですか?
A. 2026年の販売会社の集計では、上位に2トーンが多めでした。近畿の標準車は上位3つのうち2つ、京都は上位5つのうち4つが2トーン。一方で秋田は、1位が単色のミネラルグレーで、4位も単色のウッドランドカーキでした。
2トーンにすると49,500円(白の2トーンは77,000円)の追加料金がかかるので、人気だけでなく予算とのバランスで選ぶのがおすすめです。
Q2. タフワイルドで白いボディは選べますか?
A. 2026年5月以降のタフワイルドの6色に、ピュアホワイトパールはありません。白に近い色なら、追加料金なしのシフォンアイボリーメタリックか、27,500円高のスチールシルバーメタリックが候補です。
どうしても真っ白にしたいなら、標準車(HYBRID G・HYBRID X・HYBRID Xターボ)のピュアホワイトパールを選ぶことになります。単色は27,500円、ガンメタリック2トーンは77,000円の追加です。
Q3. ハスラーのデニムブルーのカラーコード(色番号)は何ですか?
A. 2026年5月以降の現行モデルでは、標準車のデニムブルーメタリック ガンメタリック2トーンが「D4E」、タフワイルドのブラック2トーンが「FW7」です。どちらも屋根との組み合わせに付いた記号で、現行のハスラーにデニムブルーの単色はありません。
タッチアップペンなどで補修するときは、ボディと屋根のどちらを直すかを決めて、車体のラベルを確認したうえで、販売店や用品メーカーの適合表で塗料を選んでください。
Q4. 中古のハスラーは、色の組み合わせで年式の見当がつきますか?
A. ある程度の見当はつきます。2代目の場合、屋根がアーバンブラウンの2トーンは2026年5月の改良から、屋根がソフトベージュの2トーンは2022年5月の改良から加わった組み合わせです。
屋根が白の2トーンは、2代目では2020年の発売時にあり、2022年5月の改良時点ではなくなっていました。ただ、2022年の特別仕様車J STYLE IIのウッディブラウンの屋根のような例外もあります。
最終的には、車検証の型式(初代はMR31S・MR41S、2代目はMR52S・MR92S)と年式、車体のカラーラベルで確かめてください。
ハスラーの人気色と後悔しない色選びのまとめ

2026年5月改良後のハスラーは、標準車14通りとタフワイルド6通りの合わせて20通り。スズキの販売会社3社の集計を並べると、人気の中心はソフトベージュ系で、ソフトベージュ×アーバンブラウン2トーンは3社とも3位以内に入っていました。
- タフワイルドは、近畿の集計でソフトベージュ×ブラック2トーンが1位
- デニムブルーは2020年から上位の常連で、「ダサい」は好みの問題
- 追加料金は0円・27,500円・49,500円・77,000円の4段階で、2トーンにすると49,500円上がる
- 査定データでは白(ホワイト系)が82.0%と値持ちが良く、オレンジ系は71.8%と低め
迷ったときは、値持ち重視なら査定データで上位だった白系、汚れを目立たせたくないならソフトベージュやウッドランドカーキ、人気の実績で選ぶならソフトベージュ×アーバンブラウンかデニムブルーの2トーン、と考えるとわかりやすいですね。
色は好みだけでなく、汚れの目立ちやすさや追加料金、将来の中古車需要まで見て選ぶと後悔しにくいです。人気色だけに寄せる必要はありませんが、売るときの値持ちも重視するなら、白のような定番色を優先する考え方が堅実かなと思います。
最後は、晴れの日と曇りの日に実車を見比べて、見積もりで追加料金まで確かめてから決めるのがおすすめ。乗り換えを考えているなら、いま乗っている車の買取査定も早めに済ませておくと、色まで含めた予算が立てやすくなりますよ。
