ハスラーの馬力は何PS?ターボとNAの加速性能・0-100を比較
ハスラーの馬力は何PSで、ターボにすると加速はどれくらい変わるのか。NAとターボのどちらにするかで、手が止まっている人も多いのではないでしょうか。
先に答えを言うと、現行ハスラーの最高出力はNAが49PS、ターボが64PS。ただ、走りの余裕を左右するのは馬力の数字より、最大トルクとそれが出る回転数のほうなんです。
この記事では、スズキ公式の主要諸元をもとにNAとターボの加速性能を比べ、国土交通省の燃費データで維持費の差も確かめていきます。0-100km/hのタイムや「100馬力にできるのか」という疑問も、あわせて整理しました。
なお、私の愛車はホンダのN-BOXで、ハスラーは所有していません。試乗記ではなく、公式の数値とオーナーのレビューを突き合わせてまとめた内容として読んでもらえたらうれしいです。

- ハスラーのNAとターボの馬力・トルクの違い
- 0-100km/h加速と高速合流・坂道での実力差
- 100馬力化が難しい理由と改造前に知っておきたいこと
- 価格差と燃料代から考えるターボとNAの選び方
ハスラーの馬力をNAとターボで比較

カタログに並ぶPSやN・mは、どこを見れば走りの違いにつながるのか。現行モデルの諸元表を使い、数字の読み方から順番に確認していきましょう。
馬力はNAが49PS、ターボが64PS

現行ハスラーの最高出力は、NAが36kW(49PS)/6,500rpm、ターボが47kW(64PS)/6,000rpm。差は15PSなので、ターボはNAのおよそ1.3倍という計算になりますね。
ここでいう現行型は、2026年5月27日に一部仕様変更された2代目のこと。NAはHYBRID G・HYBRID X・タフワイルドの3グレード、ターボはHYBRID Xターボとタフワイルドターボの2グレードに設定されています。
HYBRID GとHYBRID Xはエンジンの数値が同じで、違うのは主に装備。「GかXか」で馬力が変わるわけではないので、ここは安心してください。
| 項目 | NA | ターボ |
|---|---|---|
| 設定グレード | HYBRID G/HYBRID X/タフワイルド | HYBRID Xターボ/タフワイルドターボ |
| 型式 | 5AA-MR92S | 4AA-MR52S |
| エンジン | R06D型(直列3気筒) | R06A型(直列3気筒インタークーラーターボ) |
| 最高出力 | 36kW(49PS)/6,500rpm | 47kW(64PS)/6,000rpm |
| 最大トルク | 58N・m(5.9kgf・m)/5,000rpm | 98N・m(10.0kgf・m)/3,000rpm |
| モーター | 1.9kW(2.6PS)・40N・m | 2.3kW(3.1PS)・50N・m |
| 変速機 | CVT | CVT(7速マニュアルモード付パドルシフト) |
| WLTCモード燃費(2WD) | 24.3km/L | 22.0km/L |
※2026年5月27日以降の仕様。スズキ公式サイトの主要装備・主要諸元をもとに当サイトで作成(2026年9月16日確認)
出力の数字は、2020年1月に2代目が発売されたときから変わっていません。中古で2020〜2026年式を探す場合も、NAは49PS、ターボは64PSと考えてOKです。
気をつけたいのは初代(2014年1月発売)との違い。発売時の初代はNAが52PS/63N・m、ターボが64PS/95N・mで、NAは2代目より数字が大きく見えます。
とはいえ2代目のNAは、新開発のR06D型エンジンに切り替わっています。スズキは実用的な速度域での燃費と軽快な走りを両立させたエンジンと説明しているので、数字の大小だけで「初代のほうが速い」とは言い切れないところ。
諸元を見比べても性格の違いは表れていて、圧縮比はNAが12.0、ターボが9.1。国土交通省の燃費一覧では、NAの排出ガス対策にEGR(排出ガス再循環)も記載されていて、燃費を意識した作りがうかがえます。
加速の差を決めるのは最大トルクと回転数

加速の余裕を決めるのは、馬力よりも最大トルクと、そのトルクが出る回転数です。ハスラーのトルク差は40N・mで、ターボはNAの約1.7倍。馬力の差(約1.3倍)より、ずっと大きく開いています。
ざっくり言うと、馬力は「速度が乗ってからの伸び」、トルクは「タイヤを押し出す力の強さ」とイメージすると分かりやすいかも。発進や坂道、追い越しで効いてくるのはトルクのほうなんですよね。
もうひとつ見逃せないのが回転数。ターボは3,000rpmで最大トルクに届くのに対して、NAは5,000rpmまで回さないと届きません。
NAで同じような力を引き出そうとすると、アクセルを深く踏んでエンジンを高回転まで回すことになるわけです。オーナーのレビューで、踏み込むとエンジン音がにぎやかになるという声が見られるのも、この性格によるものでしょう。
ターボの仕組みもおさらいしておきます。スズキの取扱説明書(初代ハスラー)では、排気ガスの圧力でタービンを高速で回し、圧縮した空気をエンジンに送り込む装置として説明されています。
空気をたくさん押し込めるぶん、低い回転からでも大きな力を出しやすい。これがターボの持ち味です。
また、2代目は全車マイルドハイブリッドで、加速のときはモーターがエンジンを手助けします。モーターの最大トルクは100rpmという低い回転から出る設定なので、出だしのもたつきを抑える役目を担っているイメージですね。
車重を馬力で割ると見える実質的な差

同じ軽自動車でも、重さが違えば加速の感じ方は変わります。そこで公式の車両重量を最高出力と最大トルクで割り、1PS・1N・mあたりが背負う重さを計算してみました。
| グレード・駆動方式 | 車両重量 | 1PSあたり | 1N・mあたり | 大人4人乗車時の1PSあたり |
|---|---|---|---|---|
| HYBRID X(NA)2WD | 830kg | 16.9kg | 14.3kg | 21.4kg |
| HYBRID X(NA)4WD | 880kg | 18.0kg | 15.2kg | 22.4kg |
| HYBRID Xターボ 2WD | 840kg | 13.1kg | 8.6kg | 16.6kg |
| HYBRID Xターボ 4WD | 890kg | 13.9kg | 9.1kg | 17.3kg |
注目したいのは右端の列。大人4人で乗ったターボ(2WD)の16.6kgは、1人で乗ったNA(2WD)の16.9kgとほぼ同じ水準なんです。家族で出かけることが多い人ほどターボの余裕が効いてくるのは、この数字からも想像しやすいはず。
実際のオーナーの声も見ておきましょう。価格.comの2代目ハスラーのユーザーレビュー(2026年9月16日確認)では、次のような傾向が目立ちました。
- NAは街乗りや1〜2人乗りなら十分という声が多い
- NAは踏み込むとエンジン音がにぎやかになるという指摘がある
- ターボは合流や高速道路でも余裕があるという評価が中心
- 4WDは重くなるのでターボを選んだ、NAからターボへ買い替えたという人もいる
もちろん感じ方には個人差があり、乗る人数や道路の状況でも印象は変わります。計算はエンジン単体の数値によるもので、モーターのアシストや荷物の重さは含めていません。
HYBRID GはHYBRID Xと同じ車両重量で、タフワイルドは同じ駆動方式のハスラーより10kg重い設定。数値は目安として見てください。
【出典・当サイト集計 2026-09-16】スズキ公式サイト「主要装備・主要諸元」(2026年5月27日以降の仕様)の車両重量・エンジン最高出力・最大トルクから計算。4人乗車時は1人55kg(計220kg)を加えた仮定の値です。
オーナーの声は、価格.com「スズキ ハスラー 2020年モデル」のユーザーレビューから傾向をまとめました。
0-100km/h加速と高速合流の実力

料金所からの加速や、合流車線の短いインターを思い浮かべてみてください。ここでは気になる0-100km/hの数字と、ふだんの運転で差が出やすい場面を分けて見ていきます。
0-100km/hの公式値はなく数字もばらばら

ハスラーの0-100km/h加速タイムは、スズキの主要諸元やニュースリリース、商品ページのどこにも載っていません。メーカーが公表している数字ではない、という点をまず押さえておきたいところ。
一方でネットを検索すると、ターボで「9秒台」「12秒前後」、NAで「約17秒」といった数字が見つかります。ただ、2026年9月時点で私が確認した範囲では、誰がどんな条件で測ったのかが書かれていないものがほとんどでした。
0-100km/hは、乗車人数や燃料の量、気温、路面、2WDか4WDか、計測の方法によって数秒単位で変わることもあるもの。2020年の発売時と現行型では車両重量も10〜20kg違うので、年式によっても条件はそろいません。
そのため、この記事では出どころのはっきりしないタイムは使わず、先ほどの「1PSあたりの重さ」で比べています。2WD同士なら、ターボはNAより1PSあたりの負担が2割ほど小さく、加速では有利になる計算です。
タイムを確かめたくなっても、公道での全開加速や計測はやめておきましょう。制限速度を超えやすく、周りの車を巻き込む危険もあります。
高速道路の合流と上り坂で差が出る理由

NAとターボの差がいちばん表に出るのは、高速道路の合流と上り坂。どちらも「ある程度スピードが出ている状態から、さらに加速する」シーンなので、中くらいの回転で大きなトルクが出るターボの強みがはっきり表れます。
NAは5,000rpm付近まで回さないと最大トルクに届かないため、合流ではアクセルを大きく踏み込むことになります。上り坂で速度を保つときも同じで、エンジンが頑張っている感じが伝わりやすいんですよね。
スズキ自身も、ターボ車だけに付くパワーモードを、坂道や高速道路の合流で力強く加速するための機能として案内しています。メーカーが想定している使いどころも、まさにこの2つなんですね。
価格.comのレビューには、NAについて高速道路や合流の多い道を走らないなら問題ないと評価したうえで、ターボに買い替えて加速に余裕ができたと振り返る投稿もありました。
とはいえ、NAで高速道路を走れないわけではありません。合流車線では早めに加速を始め、車間距離を十分にとる。制限速度の範囲で無理のない運転を心がければ、NAでもふだんの高速利用はこなせるはずです。
4WDや4人乗車ではNAの余裕が減る

4WDを選ぶ人や、家族で乗る機会が多い人は、NAの余裕がさらに小さくなる点を知っておくと安心。4WDは同じグレードの2WDより50kg重く、NAの1PSあたりの重さは16.9kgから18.0kgに増えます。
大人4人で乗ると、NAの2WDでも1PSあたり21kg台。ターボの4WDに4人で乗った場合(17.3kg)より重い計算です。キャンプ道具など荷物が多い日は、この差がもう少し広がるイメージになります。
価格.comのレビューにも、4WDにすると重くなるからターボを選んだという声がありました。雪道や未舗装路に備えて4WDにするなら、ターボとセットで考える人が多いのもうなずけます。
ちなみに、スノーモードやヒルディセントコントロール、グリップコントロールは、NAでもターボでも4WD車に標準装備されています。滑りやすい道での安心感と加速の余裕は分けて考えると、選びやすくなりますよ。
アウトドアで使うなら、同じスズキのジムニーと比べる人も多いはず。ジムニーとハスラーで迷うときの比較ポイントでは、2台の違いを並べて比べています。
100馬力にはできる?64PSの壁と馬力アップ

軽自動車の最高出力は、長いあいだ64PSが上限になっています。ハスラーのターボもちょうど64PS。では100馬力は目指せるのか、法律と保証の面から整理します。
軽自動車の64PSは法律ではなく自主規制

前提として、純正で100馬力のハスラーはありません。初代も2代目も、いちばんパワフルなターボ車で64PSどまり。
この64PSは、法律で決められた上限ではないんです。自動車メディアの解説によると、1987年に始まった業界の自主規制で、登録車の自主規制がなくなったあとも軽自動車では続いているそうです。
自動車メディアの記事では、軽自動車に大事なのは最高出力より最大トルクだという見方も紹介されていました。この記事で見てきたNAとターボの差とも、ぴったり重なる考え方ですね。
ジムニーでも「馬力が低いのでは」と気にする人は多く、ジムニーの馬力と200馬力の噂の真相で数字の見方をまとめています。
いずれにしても、ハスラーで100馬力を目指すとなると、純正の状態ではなく改造の話になるということ。
馬力アップ改造で保証や車検はどうなる?

馬力アップをうたう部品やチューニングは市販されています。ただ、100馬力級を狙うほどの大がかりな改造になると、保証・車検・耐久性の3つで失うものが大きいと考えておいたほうがいいでしょう。
エンジンやCVTは、純正の出力に合わせて設計・制御されています。出力を上げればそのぶん負担も増えるので、故障したときに修理費を自分で負担することになる可能性まで含めて考えておきたいところ。
どうしても手を加えたい場合は、保安基準に適合するか、保証がどう扱われるかを、施工前に専門店や販売店で確認してからにしましょう。
ただ、毎日の足として選ぶなら、改造を前提にするより純正の状態で選ぶほうが、結果的に扱いやすい。それが私の結論。
改造しなくても使えるパワーモードとパドルシフト

「もう少し力がほしい」という悩みは、ターボ車なら純正の装備で対応できる場面が多いんです。HYBRID Xターボとタフワイルドターボには、パワーモードと7速マニュアルモード付パドルシフトが標準装備されています。
パワーモードは、エンジンとCVTの制御を切り替え、モーターアシストのトルクも高めて加速を後押しする仕組み。スイッチ一つで使えるので、合流や上り坂の手前で押しておくと心強い装備です。
パドルシフトは、ハンドルから手を離さずにギアを選べる装備。長い下り坂でエンジンブレーキを使いたいときにも役立つので、加速のためだけの装備ではないんですよね。
価格.comのレビューでも、坂道はパワーモードのボタンで十分に対応できる、出足はモーターアシストがよく効く、といった声が見られました。純正の装備を使いこなすだけで、走りの印象はけっこう変わるものです。
現行の主要装備表で標準装備の違いを見比べると、NAとターボで分かれるのはこのパドルシフトとパワーモードの2つ。逆に言えば、NAにはこの2つの装備がありません。NAを選ぶなら、合流の前から早めに加速を始めるなど、運転の組み立てで補う意識を持っておくとよさそうです。
ハスラーのターボで後悔しない選び方

ターボにして「高かっただけ」と感じるか、NAにして「もう少し力がほしかった」と思うか。後悔の分かれ目は毎日の使い方にあるので、まずはお金の面から見ていきましょう。
車両価格と燃料代で考えるターボの損得

お金の面でいうと、ターボは同じグレード系列のNAより78,100円高く、カタログ燃費も1割ほど下がります。2026年5月27日発表のメーカー希望小売価格で、HYBRID XとHYBRID Xターボを比べたのが下の表です。
| 項目(2WD) | HYBRID X(NA) | HYBRID Xターボ |
|---|---|---|
| メーカー希望小売価格(税込) | 1,758,900円 | 1,837,000円 |
| WLTCモード燃費 | 24.3km/L | 22.0km/L |
| うち市街地モード | 22.5km/L | 19.3km/L |
| うち高速道路モード | 24.3km/L | 22.3km/L |
| 年8,000km走ったときの燃料代の目安 | 約56,000円 | 約61,800円 |
| エコカー減税(自動車重量税) | 25%軽減 | 対象外 |
| 令和12年度燃費基準の達成レベル | 86% | 78% |
出典:WLTCモード燃費(総合)と令和12年度燃費基準の達成レベルは、国土交通省ウェブサイト「自動車の燃費性能に関する公表」(令和8年9月1日現在)を加工して作成。価格・モード別燃費・エコカー減税はスズキ公式の発表(2026年5月27日)によります。
燃料代は、レギュラーガソリン170円/L(2026年9月7日時点の全国平均170.0円/Lを参考にした仮定)とWLTCモード燃費から計算した目安で、実際の燃費とは異なります。
表で目を引くのは、燃費の差が市街地で大きく、高速道路では小さいこと。発進と停止をくり返す街乗りほどNAの燃費のよさが生き、高速道路が中心ならターボとの差は縮まる、という見方ができます。
燃料代の差は、年8,000kmで年間6,000円弱。車両価格の差と合わせても、5年乗って単純計算で約10.7万円です。この金額を「合流や坂道の安心料」と考えられるかどうかが、判断の目安になりますね。
乗り換えで買い直す場合は、いまの車がいくらで売れるかによって実際に用意するお金も変わるので、カーネクストの無料査定などで先に確かめておくと差額を計算しやすくなります。
維持の面では、エンジンオイルの管理も意識しておきたいところ。スズキの取扱説明書(初代ハスラー)では、標準的な使い方でエンジンオイルを10,000kmごと、ターボ車は5,000kmごと(どちらも6か月ごとの早いほう)に交換するよう案内されています。
2代目の交換時期は、車に付属する取扱説明書やメンテナンスノートで確認してください。年式ごとの目安は、ハスラーのエンジンオイル交換時期の記事でも整理しています。
街乗り中心ならNA、高速や坂道が多いならターボ

ここまでの数字を並べると、選び方の答えはシンプル。街乗り中心ならNA、高速道路や坂道、多人数での移動が多いならターボです。どちらが上というより、ふだんの使い方に合うかどうかで決めるのが、いちばん後悔しにくい方法だと思います。
NAが向いているのは、こんな人。
- 買い物や送り迎え、通勤など近場の移動が中心
- 乗るのは1〜2人のことが多い
- 高速道路を使うのは年に数回程度
- 車両価格と燃費を優先したい
ターボを選んだほうが満足しやすいのは、次のような使い方をする人でしょう。
- 高速道路を日常的に使う
- 坂道の多い地域に住んでいる
- 家族や荷物を乗せて出かけることが多い
- 4WDを選ぶ予定がある
もうひとつ大事なのが、エンジンは現実的にはあとから載せ替えられないという点です。オプションなら後付けで補える場合もありますが、NAかターボかは購入時にしか選べません。
私の考えでは、高速道路や坂道を使う日が週に1回以上ある人、家族で遠出する予定がはっきりしている人は、ターボを候補に入れておくと後悔しにくいはず。逆に近所の移動が大半なら、78,100円の差額と燃料代をNAで浮かせるほうが満足度は高いかもしれません。
迷ったときは、試乗で確かめるのがいちばんの近道。販売店で試乗するときに上り坂のあるコースを選んでもらったり、家族を乗せた状態で走ったりすると、ふだんの使い方に近い差が分かりやすくなります。
中古で探す場合は、型式でNAとターボを見分けられます。2代目なら、車検証の型式が「MR92S」でNA、「MR52S」でターボ。グレード名が分かりにくい車でも、この2つを見れば取り違えを防げるはずです。
あわせて確認したいのがリコールの実施状況。2代目では、ターボ車のCVT制御(2022年7月)とクランクプーリボルト(2026年7月)、NA車のアイドリング制御(2021年4月)など、走りに関わる届け出が出ています。
対象かどうかは車台番号で決まるので、スズキのリコール対象車両検索で調べるか、販売店に確認してから購入を決めると安心です。
すでにNAのハスラーに乗っていて、合流や坂道で力不足を感じている人もいるでしょう。早めに加速を始める、車間距離を多めにとるといった運転の工夫で、怖さを減らせる場面は多いもの。
それでも毎回ストレスを感じるなら、ターボへの乗り換えを考えるのも現実的な選択肢でしょう。その場合は、いまの車がいくらで売れるかを先に知っておくと、次の車の予算を立てやすくなります。
売却先の候補としては、車買取カーネクストの査定申し込みのようにネットで手続きできるサービスもあります。公式サイトによると、引き取りや手続き代行の費用はかからないとのこと。
査定額は年式や走行距離、車の状態で変わるので、いくつかの方法で比べてから決めると納得しやすいはず。
2020年式など初期の2代目に乗っているなら、ハスラー2020年式の買取相場と売り時も手放すタイミングを考える材料になります。
ハスラーの馬力に関するよくある質問

Q1. ハスラーのターボは何馬力ですか?
A. 現行ハスラーのターボ車は47kW(64PS)/6,000rpmで、最大トルクは98N・m/3,000rpmです。NA車は36kW(49PS)/6,500rpmなので、差は15PSになります。
2代目の出力は2020年1月の発売時から変わっておらず、初代のターボ車も64PSでした。
Q2. ハスラーの0-100km/h加速は何秒ですか?
A. スズキは0-100km/hの加速タイムを公表していません。ネット上には「9秒台」「12秒前後」といった数字もありますが、計測の条件が書かれていないものが多く、そのまま比べるのはおすすめしません。
比べるなら、車両重量を最高出力で割った数字が目安になります(2WDでNA約16.9kg、ターボ約13.1kg)。公道での全開加速や計測は避けてください。
Q3. NAのハスラーでも高速道路は走れますか?
A. 走ることはできます。ただ、NAは最大トルクが5,000rpmで出る設定のため、合流や上り坂ではアクセルを深く踏む場面が増え、4人乗車や4WDでは余裕がさらに小さくなります。
制限速度の範囲で早めに加速し、車間距離を十分にとることが大切です。高速道路を日常的に使うなら、ターボを候補に入れると安心です。
Q4. ハスラーを100馬力にすることはできますか?
A. 純正で100馬力のハスラーはなく、ターボ車でも64PSが上限です。100馬力級を目指すには大がかりな改造が必要になり、保証や保安基準の面で確認すべき点が多くなります。
スズキの延長保証「保証がのびた」は改造車が加入対象外とされています。日常の足として使うなら、パワーモードやパドルシフトなど純正の装備を活かして選ぶのがおすすめです。
ハスラーの馬力と加速性能から選ぶポイントまとめ

ハスラーの馬力は、NAが49PS、ターボが64PS。数字の差は15PSですが、走りの余裕を左右するのは最大トルクの差で、ターボは98N・mを3,000rpmで発揮します。高速道路の合流や上り坂、4人乗車で差を感じやすいのはそのためです。
0-100km/hのタイムはメーカーが公表しておらず、ネットの数字も条件がそろっていません。100馬力のハスラーも純正には存在せず、馬力アップの改造は保証や保安基準の面で慎重に考える必要があります。
- 街乗り中心・1〜2人乗りならNA
- 高速道路や坂道、家族での移動が多いならターボ
- 4WDを選ぶならターボとの組み合わせも検討
- 中古は型式(MR92S/MR52S)とリコールの実施状況を確認
改造や加速の速さを競うことを前提にせず、純正の状態で毎日扱いやすいかどうかを基準に選ぶ。それが、NAとターボ選びでいちばん後悔しにくい考え方だと私は思います。
乗り換えを考え始めたら、車買取サービスのカーネクストなどでいまの車の価格を確かめておくと、次の一台の予算を組み立てやすくなりますよ。
走行距離が伸びてきた車なら、ハスラーの走行距離と寿命の目安もあわせて確認しておくと判断しやすくなります。
