ハスラー2020年式の買取相場|6年落ちの売り時とリコール確認
2020年式のハスラーは、売ろうと思ったときに一番ややこしい年式かもしれません。2代目が登場したのが2020年1月20日で、初代と2代目が同じ「2020年式」として中古車市場に並んでいるからです。
相場サイトを3つ開くと、3つとも違う金額が出てきます。走行1万kmで85万円台という表もあれば、15万円から158万円までという幅の広い実績もある。どちらも間違ってはいません。母集団と集計方法が違うだけ。
そして2026年7月、スズキが50万台規模のリコールを届け出ました。ハスラーも対象車種に入っていたので、自分の車は大丈夫かと気になった方も多いはず。この件、結論から言うと2020年式は範囲の外です。
この記事では、車検証で自分の1台を特定するところから始めて、2020年式に本当に関係する公式の措置、6年落ちの相場の読み方、そして動くタイミングまでを順に整理していきます。情報は2026年9月時点のもの。

- 2020年式ハスラーの型式・グレードを車検証で特定する方法
- 2026年の50万台リコールに2020年式が含まれるかどうか
- 2020年式が対象になる公式措置5件と、期限が近い保証延長
- 6年落ちの買取相場の読み方と、売り時を決める2つの期限
2020年式ハスラーの特徴と型式の見分け方

売却の話に入る前に、手元の1台がどれなのかをはっきりさせておきます。2020年式は世代の境目にあたる年。ここを取り違えると、相場も装備もリコールの対象範囲もまとめてずれてしまいます。
2020年式ハスラーは今いくらで売れるのか

先に結論を書きます。2026年9月時点で公開されている買取データを見るかぎり、2020年式ハスラーの買取額は数十万円台から100万円超まで幅があるというのが正直なところ。単一の金額で言い切れる状態ではありません。
たとえばユーカーパックが公開している2026年9月現在のデータでは、2020年式・走行1万kmの買取相場が85.7万円から111.9万円。同じ2020年式でも走行10万kmまで伸びると、2026年8月時点で45.2万円から61.9万円という水準まで下がります。
いっぽう車選びドットコム買取の6年落ちハスラーの平均買取相場は74万円で、こちらの平均走行距離は2.8万km。MOTAが2026年3月から8月の査定実績2,164件をまとめた公開レンジは、15万円から158万円でした。
幅がここまで開くのは、集計に入っている車の状態がそれぞれ違うからです。修復歴のある個体も、ほぼ新車同然の低走行車も、同じ「2020年式」として1本のレンジに混ざっている。だから相場表は目安として使い、金額の確定は実車の査定に任せるほうが確実。
売り時についても同じことが言えます。何月が高いという断定はできませんが、6年落ちという時期には車検や高額整備という具体的な出費が近づいてくる。乗り続ける費用と売却額を並べて比べられるのは、この出費が発生する前だけです。
MR52SとMR92Sの違いと初代が混ざる理由

最初にやることは車検証を開くこと。「型式」の欄を見てください。ここに4AA-MR52Sとあればターボ車、5AA-MR92Sとあればノンターボ(NA)です。この2文字の違いが、このあとの話をすべて分けます。
MR52Sに載っているのはR06A型のターボエンジン。MR92Sのほうは新開発のR06D型で、こちらは自然吸気に新しいCVTを組み合わせた構成でした。どちらも全車マイルドハイブリッドという点は共通しています。
やっかいなのが初代との重なりです。スズキの公式ライブラリを見ると、初代ハスラーのR06A搭載期間は2020年1月まで。2代目は2020年1月から。つまり2020年1月前後に登録された車は、初代の可能性も残っているということ。
初代の型式はMR31SやMR41Sなどで、MR52S・MR92Sとは番号がはっきり違います。中古車サイトの「2020年式」ページに、ワンダラーやA、Jといった初代のグレード名が混ざっているのはこのため。年式だけで世代を判断すると、そこで一度つまずくことになる。
ここで車検証の3か所をメモしておくと、このあとがぐっと楽になります。
- 初度登録年月:2020年ならこの記事の対象
- 型式:MR52S(ターボ)かMR92S(NA)か
- 車台番号:リコールの対象確認と査定の両方で使う
査定の申し込みでも販売店への問い合わせでも、この3つはそのまま使い回せます。控えておいて損はありません。
ちなみに2代目の車体寸法は、代表グレードで全長3,395mm・全幅1,475mm・全高1,680mm、ホイールベース2,460mm。軽自動車の枠いっぱいで、全高だけ初代より高くなりました。
発売時の4グレードとJ STYLEの違い

2020年1月20日の発売時に用意されたのは4グレード。スズキのニュースリリースに載っているメーカー希望小売価格(消費税10%込み)は次のとおりでした。
| グレード | エンジン | 2WD | 4WD | 発売時のACC |
|---|---|---|---|---|
| HYBRID G | NA(MR92S) | 136.51万円 | 149.93万円 | なし |
| HYBRID Gターボ | ターボ(MR52S) | 145.97万円 | 159.39万円 | あり |
| HYBRID X | NA(MR92S) | 151.80万円 | 165.22万円 | なし |
| HYBRID Xターボ | ターボ(MR52S) | 161.26万円 | 174.68万円 | あり |
出典:スズキ株式会社「軽乗用車 新型『ハスラー』を発売」(2019年12月24日)をもとに作成。価格は発売時のもので、現在の新車価格でも買取価格でもありません。
表の右端に注目してください。全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロールと車線逸脱抑制機能は、発売時点ではターボ車だけの装備でした。同じ2020年式でも、NAかターボかで運転支援の中身が変わります。
さらにHYBRID Gには、スズキ セーフティ サポート非装着車というメーカーオプションの設定もありました。つまり2020年式のHYBRID Gと一口に言っても、衝突被害軽減ブレーキが付いている個体と付いていない個体が両方存在するということ。
2020年11月17日には、HYBRID XとHYBRID Xターボをベースにした特別仕様車のJ STYLEとJ STYLEターボが追加されました。同じ2020年式でも、前半に登録した車と後半に登録した車では選べたグレードが違っていたわけです。
なお2022年5月の一部仕様変更でACCと車線逸脱抑制は全車標準装備になり、2026年5月の仕様変更ではデュアルセンサーブレーキサポートIIや電動パーキングブレーキ、ブラインドスポットモニターなども全車標準になりました。現行と2020年式の装備差は、6年でかなり開いています。
2020年式が対象になるリコールと保証延長

2026年7月に届け出られた50万台規模のリコール報道を見て、不安になった方もいるでしょう。まずそこを片づけたうえで、2020年式に本当に関係する措置だけを並べ直します。
50万台リコールに2020年式は含まれるか

2026年7月9日、スズキはスペーシア・スペーシア ベース・ハスラーなどについてリコールを届け出ました。届出番号は5843。エンジンのクランクプーリボルトの締付および強度設定が不適切で、耐久性が不足しているものがあるという内容です。
公式資料の説明では、当該ボルトが折損してクランクプーリにガタやずれが生じると、クランクシャフトの位相角度を正しく検出できなくなる。その結果として適切なエンジン制御ができず、最悪の場合はエンストに至るおそれがある、とされています。
では2020年式は対象なのか。スズキが公表している対象車両の表を見ると、ハスラーで対象になっているのは4AA-MR52Sの2区分だけでした。
内訳は車台番号MR52S-304741〜343822(2022年8月22日〜2024年4月24日製作・34,191台)と、MR52S-450001〜477625(2024年4月26日〜2025年7月9日製作・20,380台)の計54,571台。
製作期間の始まりが2022年8月です。2020年に作られた個体は、この範囲に入りません。しかもMR92S(NA)は対象車両の表に一度も出てきませんでした。2020年式のNA車なら、この届出とは無関係ということになります。
ただしこれは「2020年式には何もない」という意味ではありません。むしろ逆で、2020年式には2020年式で確認すべき措置が別に用意されています。報道の大きさに引っぱられて、そちらを見落とすほうが実害は大きい。
2020年式が対象になる公式措置の一覧

2020年に製作されたMR52S・MR92Sが対象範囲に含まれる公式措置を、スズキの各届出ページから拾ってまとめました。ターボかNAかで、確認すべき項目が変わります。
| 実施日 | 種別・番号 | 対象型式 | 製作期間 | 台数 | 内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年3月17日 | リコール 4691 | 4AA-MR52S | 2019年12月26日〜2020年3月5日 | 2,971台 | 車線逸脱抑制の制御プログラム。警報をOFFにすると逸脱時に警報が作動しない |
| 2020年4月24日 | サービスキャンペーン | 5AA-MR92S | 2019年12月24日〜2020年3月24日 | 11,946台 | R06Dのピストンのコーティング剥がれによる摩耗と異音 |
| 2021年1月21日 | リコール 4873 | 4AA-MR52S | 2019年12月26日〜2020年10月22日 | 19,684台 | フロントシートベルトがセンターピラートリムに挟まれてたるむ |
| 2021年1月21日 | リコール 4873 | 5AA-MR92S | 2019年12月24日〜2020年10月22日 | 42,489台 | 同上 |
| 2021年4月1日 | リコール 4920 | 5AA-MR92S | 2019年12月24日〜2020年11月3日 | 48,127台 | アイドリング時の吸入空気量の制御。回転数が下がりエンストのおそれ |
| 2022年7月21日 | リコール 5189 | 4AA-MR52S | 2019年12月26日〜2022年6月16日 | 55,934台 | CVTの制御プログラム。ベルト滑りが進むと走行不能のおそれ |
出典:スズキ株式会社の各リコール・サービスキャンペーン届出ページ(2026年9月11日確認)をもとに作成。対象車台番号の範囲内でも、対象とならない車両が含まれる場合あり。
この表の読み方はシンプルです。ターボ(MR52S)なら4691・4873・5189の3件、NA(MR92S)ならサービスキャンペーン・4873・4920の3件が、それぞれ確認の候補になります。同じ2020年式でも見るべき欄が違う。
特にCVTのリコール5189は、対象台数が55,934台とターボ車の広い範囲に及んでいます。改善措置はCVTを点検してベルト滑りがあれば交換、あわせて全車両のCVTコントローラを対策プログラムに書き換えるという内容でした。
売却前にここを確認しておく実利もあります。未実施の措置が残ったまま査定に出すと、業者側で作業分を見込まれる可能性がある。逆に実施済みなら、記録簿とあわせて提示できる材料になるでしょう。
エアコンの保証延長は登録から7年で切れる

リコールとは別に、2020年式のオーナーが期限を意識しておきたい制度がひとつあります。エアコンコンプレッサの保証期間延長です。
スズキは2023年5月26日、ハスラーを含む複数車種について、エアコン作動時の異音・振動・冷房不良に関する保証期間を延長すると公表しました。対象にはMR52SとMR92Sの両方が含まれます。
従来の保証は新車登録日から3年間・走行6万kmまで。これが新車を登録した日から7年間・走行距離無制限に変わりました。
エアコンから普段と違う音がする、風は出るのに冷えが弱い。そういう心当たりがあるなら、期限のあるうちに販売店へ症状を伝えて、対象になるか確認しておくほうが得策でしょう。修理費を自己負担するかしないかで、手元に残る金額が変わってきます。
なお対象車台番号の範囲や条件は個体ごとに違うため、ここで「あなたの車は対象です」とは言えません。判断は販売店に任せてください。エアコンを自分で分解しようとするのは、冷媒を扱う作業になるので避けたほうが安全です。
6年落ちの買取相場をどう読むか

相場サイトの数字は、母集団と集計方法がそれぞれ違います。同じ2020年式でも金額の見え方が変わるのはそのため。先に読み方を決めておくと、比べるときに迷いません。
走行距離別の買取相場は情報源で幅が出る

まず、公開されている2020年式ハスラーのデータを横に並べてみます。集計の切り口がそれぞれ違うので、金額そのものより「何を集めた数字か」を見てください。
| 情報源 | 公開されている2020年式の水準 | 条件・母集団 | 時点 |
|---|---|---|---|
| ユーカーパック | 買取85.7万〜111.9万円/下取75.2万〜94.8万円 | 走行1万kmの相場 | 2026年9月 |
| ユーカーパック | 76.7万〜101.0万円/65.5万〜86.0万円/45.2万〜61.9万円 | 走行4〜5万km/6〜7万km/10万km | 2026年8月 |
| 車選びドットコム買取 | 平均74万円 | 6年落ち・平均走行2.8万km | 2026年9月 |
| 価格.com | 100.1万〜118.0万円 | 104件の独自集計 | 2026年8月14日 |
| MOTA | 15万〜158万円 | 2,164件の査定実績(2026年3〜8月) | 2026年9月 |
| ネクステージ | 最高164.9万円 | 同社が提示した買取実績 | 2026年9月 |
出典:各社の公開ページ(2026年9月11日確認)をもとに作成。市場データのため公開後も変動します。
この表から読み取れることは2つ。ひとつは走行距離が効くということ。ユーカーパックの数字だけで比べても、走行1万kmと10万kmでは上限がおよそ半分まで落ちています。
もうひとつは、同じ「2020年式の相場」でも下限と上限の差が10倍近くあるということ。MOTAの15万円は事故歴や過走行を含んだ実績の下限でしょうし、ネクステージの164.9万円は条件のそろった1台への提示額。どちらも自分の車の予測値ではありません。
だから相場表の使い方は「自分の車がどのあたりに入りそうか、当たりをつける」まで。そこから先は実車を見てもらわないと動きません。廃車や過走行の車も引き取り対象にしているカーネクストの無料査定のように、まず1社に出して基準の金額を作る手もあります。
1社だけで決める必要はありません。基準ができれば、他社の提示が高いのか安いのかを自分で判断できるようになる。相場表を眺め続けるより、この一歩のほうが早い。
グレードと駆動方式で査定が分かれる理由

2020年式のなかでも、査定額が分かれる要素はいくつもあります。順に見ていきましょう。
まずターボかNAか。MR52Sのターボ車は発売時からACCと車線逸脱抑制を備えていて、装備面の差がそのまま残っています。中古車として見たときの魅力は、NAより一段上に見られやすい。
次に2WDか4WDか。発売時価格でも4WDは2WDより13万円前後高く設定されていました。積雪地では4WDの需要が安定しているため、地域によって評価が変わる要素です。
もっともハスラーはモノコック構造の軽クロスオーバーで、本格的な悪路走破を狙った車ではありません。この性格の違いは、ジムニーとハスラーの最低地上高の比較を見てもらうと輪郭がつかめると思います。
そしてグレードと装備。2020年11月17日以降のJ STYLEやJ STYLEターボは特別仕様車で、専用の内外装が付きます。全方位モニター用カメラや9インチナビといったメーカーオプションの有無も、査定の材料になる要素。
ただし色やオプションで何万円上がるという一律の金額はありません。加減点の幅は業者・時期・車両状態で変わるため、ここを断定している情報は疑ってかかったほうがいい。
自動車公正取引協議会も、同じ車種・グレード・年式・走行距離でも中古車は1台ごとに状態が異なると説明しています。グレードは相場の入口であって、答えではありません。
中古車の販売価格と買取価格は別物

相場を調べているうちに混ざりやすいのが、中古車サイトに出ている販売価格です。グーネットには2020年式のハスラーが581台掲載されていますが、そこに並んでいるのは店頭での売値。
売値には、仕入れ値に加えて点検整備の費用、保証、店舗の経費、利益が乗っています。つまり同じ車でも、買取価格は販売価格よりかなり低い位置にあるのが普通。販売価格を見て「自分の車もこれくらいで売れる」と思うと、査定額を見たときに落差を感じます。
もうひとつ混ざりやすいのが新車時の価格です。2020年1月の発売時、HYBRID Gの2WDが136.51万円、HYBRID Xターボの4WDが174.68万円でした。この金額は当時のメーカー希望小売価格であって、いまの価値とは関係がありません。
比べるべきは、買取相場と買取相場。販売価格や新車価格を基準に置くと、判断が一段ずれてしまう。
ハスラー2020年式の売り時の決め方

ここまでの材料を、いつ動くかという1つの判断にまとめます。決め手になるのは相場の上下ではなく、自分の車にこれから来る出費と期限のほう。
車検と高額整備の前に複数査定を取る

2020年に新車で登録した軽自動車なら、初回車検が2023年、次が2025年、その次が2027年という周期になります。つまり2026年9月の時点では、次の車検が1年ほど先に見えている状態。
ここで面白いのが、2020年式には期限が3つ重なっているということです。次の車検、エアコンコンプレッサの保証延長の7年、そして次年度の軽自動車税。いずれも2027年に来ます。
軽自動車税(種別割)は毎年4月1日現在の所有者に1年分が課税されます。年度の途中で名義変更や廃車をしても、月割の還付はありません。2027年度分を負担したくないなら、2027年4月1日の時点で所有者になっていないことが条件になります。
税額の目安としては、平成27年4月1日以後に初度検査を受けた自家用の軽四輪乗用車で年10,800円という区分。金額や減免の扱いは自治体で異なるため、お住まいの市区町村の案内で確認してください。
この3つを並べると、動くべき時期の輪郭が見えてきます。車検を通してから売れば、通した費用が査定額にそのまま乗るわけではない。タイヤやバッテリーの交換も同じ構図です。
だからやることは順番に2つだけ。まず現在価値を知る、次に乗り続ける費用と比べる。この順番を逆にすると、出費を済ませてから「売ったほうが早かった」と気づくことになります。
現在価値を知る側の作業は、査定を取るだけなので難しくありません。走行距離が伸びていても引き取りの相談ができるカーネクストの買取査定のようなサービスなら、6年落ちで距離が出ている個体でも金額の目安をつかめます。
査定を受けるときに用意しておくと話が早いのは、車検証、取扱説明書、メンテナンスノート、点検整備記録簿、スペアキー、そして純正部品。社外品に替えている箇所があるなら、外した純正パーツも一緒に出しておくと評価が変わることがあります。
提示された金額をそのまま受けるかどうかは、確認してから決めてください。有効期限は何日か、後日の減額条件はあるか、名義変更はいつ完了するのか。この3点を聞いておくと、あとで揉めにくくなります。
比較するなら、なるべく同じ週にまとめて査定を受けるのが基本。相場は動くので、1か月空けて比べた金額は条件がそろっていません。まずカーネクストの査定申し込みで1社目の基準を作り、そこに他社の提示を並べていく形が現実的でしょう。
ハスラー2020年式でよくある質問

2020年式のハスラーは2代目ですか、それとも初代ですか?
車検証の型式欄で判断してください。4AA-MR52Sまたは5AA-MR92Sなら2代目です。MR31SやMR41Sなら初代になります。
2代目の発売日は2020年1月20日で、初代は2020年1月まで生産されていました。初度登録が2020年というだけでは世代を確定できないので、型式の確認が必要です。
2026年の50万台リコールに2020年式のハスラーは含まれますか?
2026年7月9日に届け出られたリコール(届出番号5843)でハスラーの対象になっているのは、4AA-MR52Sのうち2022年8月22日から2025年7月9日までに製作された車両です。2020年に製作された個体は範囲の外にあります。
また、この届出の対象車両表にMR92S(NA)は出てきません。ただし2020年式には別の届出が用意されているため、車台番号での確認は済ませておいてください。
ハスラーで高く売れる色はありますか?
2トーンルーフやツートンカラーは中古車情報の車両紹介でよく強調されていて、需要のある仕様として扱われている印象はあります。ただし、どの色なら何万円上がるという一律の金額は公表されていません。
色による加減点の幅は業者・時期・車両状態で変わります。断定的な金額を示している情報は根拠を確かめたほうが安全です。
年度の途中で売ると軽自動車税は戻ってきますか?
戻りません。軽自動車税(種別割)は毎年4月1日現在の所有者に1年分が課税される仕組みで、年度の途中に廃車や名義変更をしても月割の還付はない扱いです。
次年度分の課税を避けたい場合は、翌年の4月1日より前に名義変更などの手続きが完了しているかどうかを、買取店に確認しておいてください。
ハスラー2020年式の売り時と査定準備まとめ

2020年式ハスラーの売却は、金額を調べるより先に、自分の1台を特定するところから始まります。車検証の型式がMR52SかMR92Sか。ここが決まらないと、相場もリコールも装備も他人の話のままです。
2026年7月の50万台リコールについては、ハスラーの対象がMR52Sの2022年8月以降の製作分に限られていました。報道の規模に驚いた方も、2020年式なら一度落ち着いて構いません。
そのかわり、2020年式には2020年式の措置が別に並んでいます。ターボなら3件、NAなら3件。さらにエアコンコンプレッサの保証延長は、2020年登録なら2027年に7年の期限を迎えます。
相場については、2026年9月時点の公開データで走行1万kmの買取相場が85.7万円から111.9万円、6年落ちの平均が74万円、査定実績のレンジは15万円から158万円。幅の広さそのものが「実車を見ないと決まらない」という答えでした。
そして期限。次の車検、保証延長の7年、2027年4月1日の軽自動車税。この3つが同じ年に重なっているのが2020年式の特徴です。出費を済ませる前に現在価値を知っておくと、乗り続ける判断も売る判断も、同じ材料の上で下せます。
最後にひとつだけ。安全に関わる措置が未実施のまま残っている場合は、査定より先に販売店や整備工場へ相談してください。詳しい対象範囲はスズキのリコール届出ページで公開されています。
